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在米の統一教会信者秀のブログ 95年8月~96年3月7つの鍵で施錠されたマンションの高層階で監禁下での脱会説得を経験。

   
カテゴリー「拉致監禁情報」の記事一覧

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拉致監禁 その末路

ブログ記事「未だに」で、「行田教会では少なくとも2012年2月12日までは黒鳥、清水裁判支援献金のお願いを続けてました。」と書きました。

もちろん証拠なく言い放ったものではありません。
これが証拠の日本基督教団行田教会の週報です。




2012年2月12日の週報


週報の裏面に”黒鳥、清水裁判支援金をお捧げください”の1文がある。


日本基督教団行田教会の牧師は、清水与志雄牧師。
黒鳥は同じく日本基督教団の黒鳥栄牧師。

清水牧師は、以下の方々の「拉致監禁」関与した人物である。


清水与志雄牧師

1995年
高須美佐(当時27歳)<証言、陳述書
三浦市の実家に戻る途中、両親に拉致される。横浜市のアパート、群馬県・太田市 のマンションに6ヶ月半監禁される。脱会。その後、重度のPTSDを発症。

1995年
宿谷麻子(当時31歳)
東京の早稲田通りで両親らに拉致される。横浜市のアパート、群馬県・伊勢崎市の マンションに5ヶ月間、監禁。脱会後、重度のPTSDを発症する。

1995年
田村  (当時25歳)
東京の実家に戻ったところを拉致される。群馬県のマンションに2カ月半監禁され る。脱出。両親は戸塚教会(黒鳥栄)の勉強会に参加。韓国在住、四児の母親。

1997年
小林宗一郎(当時25歳)<証言、陳述書
東京の北千住の路上で家族ら約10人に拉致され、太田市のマンションに7ヶ月 間、監禁される。監禁中に病気になるが、清水の指示ですぐには病院に行かせてもらえず。その 後、脱出。両親は戸塚教会の勉強会に参加していた。これ以前にも2回ほど監禁されたことがある。  

1997年

今利理絵(当時26歳)<証言、陳述書
川崎市のファミリーレストランを夫と一緒に出たことろで、両親ら約10人に襲わ れ、理絵だけが拉致される。横浜市、藤沢市のアパート、埼玉県・深谷市のマンションに6ヶ月間、監禁される。
偽装脱会によって自由に。脱出後1年間PTSDに苦しめられる。両親は戸塚教会の勉強会に参加していた。現在、三児の母親。
その後、黒鳥、清水などを民事提訴。一審、二審は敗訴するも、最高裁が異例の和解勧告をする。牧師2人は勧告を拒否するも、家族とは和解が成立。この裁判 は黒鳥、清水が所属する日本基督教団に大きな影響を及ぼす。

1997年

O・K男(当時27歳)<証言、陳述書
埼玉県の自宅にいたところを、両親と長崎県出身の山下という見知らぬ男性によっ て力ずくでバンに乗せられ、群馬県・太田市の改造されたマンションに監禁される。3週間監禁後、裸足で脱出。

1998年

アントール美津子(当時26歳)<証言、陳述書
昭島市(東京)のアパートで両親らに拉致される。太田市のマンションに2ヶ月間 監禁後、脱出。脱出時に骨折。 清水などを民事提訴するも、一審、二審、最高裁すべて敗訴アントール夫妻の働きかけでアメリカ国務省の「宗教の自由に関する国際報告書」に 事件が取り上げられる。 96年にも拉致監禁され、愛澤の説得を受けている。アメリカ在住。




上記の中で裁判に至ったのは、今利さんのケースとアントールさんのケース。
今利さん、アントールさん共に民事提訴したのは1999年のこと。
そして、アントールさんの敗訴が決定したのは2003年のこと。
今利さんのケースで最高裁の異例の和解勧告がなされたのは2006年のことだ。

今利さんの和解勧告から数えても6年も経っているにも関わらず、日本基督教団行田教会では裁判支援献金のお願いをし続けていたのだ。

何故か?

「火の粉を払え」にはこのような記述がある。

<参照 清水牧師の正体 勝ち犬の遠吠えシリーズ

<引用はじめ>
「確か2007年頃だったと思うが、元エホバの証人が主催する1泊2日の勉強会が愛知県で行われた。そこに清水さんも参加し、「もう裁判はコリゴリ。5000万円もかかったんですから」とこぼしていた。」
<引用おわり>

清水与志雄牧師は裁判には紛れもなく勝った。
しかし、清水牧師は多額の負債(裁判費用)を背負ったということであり、行田教会の信徒達は清水牧師がしでかした「拉致監禁」のツケを支払わされていた(いる)と言っていい。

清水牧師ばかりではない。
自殺した故高澤守牧師は広島夫婦拉致監禁事件に絡みこう述べたという。

「今まで脱出して私を裁判で訴えてきた富澤さんや寺田さんがいるけど,私は裁判で負けても損害賠償として30万円払ったらそれで終わりよ。裁判を仕掛けてくるなら堂々と受けて立つ!裁判が怖くてこんな事できるか!裁判も大歓迎だ!」 (出典:広島夫婦拉致監禁事件・民事訴訟の訴状を公開(後半

数千万円の裁判費用は、数十万円の損害賠償より抑止力になり得る。

清水与志雄牧師が5000万円という裁判費用を背負ったこと、その支払いのため2012年になっても支援金を募っていたという事実を知った時、もし、自分が裁判を起こしていたらどうなっていただろうと何度も何度も考えた。
むろん、裁判という土俵では物的証拠がないので負けるのは目に見えている(いた)。しかし、裁判で負けても牧師らに高額な裁判費用を負わせることができたなら、自分が「拉致監禁」から出てきた1996年3月以降の「拉致監禁」の抑止効果があったのではないかと、、、。
でも、当時の自分の精神、心理状態を思い起こすとやはり裁判を起こすのは無理だっただろうと、、、。
そして、なんとも悔しい思いにもなる。

もちろん、私の気持ちは金額の多少ではなく「保護説得」なるものは「拉致監禁」であるとを認めてほしいに尽きる。
悔しく思うのは一人でも「拉致監禁」される人が減ったのではないかと思ったりするから。



※いつの間にやら、日本基督教団行田教会のHPが閉鎖されていた。
http://gyoda-church.jp/ (日本基督教団行田教会の旧HPアドレス)


そこで主はカインに言われた、「なぜあなたは憤るのですか、なぜ顔を伏せるのですか。
正しい事をしているのでしたら、顔をあげたらよいでしょう。もし正しい事をしていないのでしたら、罪が門口に待ち伏せています。それはあなたを慕い求めますが、あなたはそれを治めなければなりません」 (創世記4章7~8節)


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<家庭連合>新潟大学CARP所属の男子大学生が拉致監禁!


※12月22日に報じられた家庭連合新潟大学CARP所属の男子大学生の拉致監禁は誤報でした。



仕事から帰ってきたら、拉致監禁のニュースの知らせがメールに入っていた。
今年の残りは10日あまり、”いつも私のとなりに神さま”によれば、もし、この10日間あまりで「拉致監禁」がなければ統一教会(家庭連合)にとって、2016年は実に50年ぶりに「拉致監禁ゼロ」の年だったようだ。

家庭連合はもちろんだけれど、顯進様支持グループサンクチュアリ教会他の分派にとってもけして対岸の火事じゃないぞ。
”世間一般社会の視点”でみれば、どこも一緒。さほど違いなんてないのだ。
どこも一律で、その視点では”カルト集団”にしか見え(て)ない。
どのグループで、いつ「拉致監禁」がおきても全く不思議はないのだ。


<全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会から引用>
色字、下線は管理人

<引用はじめ> 新潟大学CARPに所属する男子学生Aさん(22歳)が拉致監禁された可能性が濃厚です。
 Aさんは、新潟大学経済学部(夜間コース)の3年生で、12月13日の夕刻に大学の授業に出席して後、忽然と姿を消し行方不明になりました。それ以来、携帯電話も全くつながず、自宅アパートも不在のままです。
 Aさんは3年前にCARPで学んでいることをご両親に証し、その後家族から反対されながらも誠実に話し合ってきていました。
 突然の失踪に心配した新潟CARPの友人が、12月21日に兵庫県のAさんの実家を訪問しました。ちょうど帰宅したAさんの母親に失踪したAさんの事情を説明し、Aさんの消息を尋ねたところ、母親は「息子はたぶん友人のところにでもいると思う。心配はいらない。」などと言って、子供の失踪を心配する様子は全く見えませんでした。
 Aさんが自分の意志で連絡を絶って1週間以上も大学の授業を休んで失踪することは考えられないこと、またAさんの母親の言動等から、Aさんは携帯を取り上げられ、自宅以外の場所で監禁されている可能性が極めて高いと思われます。
 過去の拉致監禁事件の事例としては、統一教会信者が正月などに実家に帰宅した際に拉致し、自宅ではないマンション等に監禁して強制脱会を行うパターンがほとんどですが、今回の場合、Aさんは新潟大学の授業に出席したきり失踪していることからAさんの状況が一層懸念されます。
  Aさんが1日も早く解放されることを願います。
<引用おわり>



本当に複雑な気持ちになるのは、
「家族から反対されながらも誠実に話し合ってきていました。」の一文。

話し合いに応じず、逃げていたというなら、少しは(拉致監禁を正当化する)親御さんの気持ちもわからなくもない。
それでも、「拉致監禁」には反対だが、、、。
しかし、話し合いに応じていたAさんを「監禁」しなければならない理由はない。

次の箇所も重要な点だ。
「ちょうど帰宅したAさんの母親に失踪したAさんの事情を説明し、Aさんの消息を尋ねたところ、母親は「息子はたぶん友人のところにでもいると思う。心配はいらない。」などと言って、子供の失踪を心配する様子は全く見えませんでした。」

これに対して、”いつも私のとなりに神さま”は、こう書き記している。

<引用はじめ>
1週間も連絡が取れないのに
「友達のところに行っていると思う」
そんなことを言う親は普通いません。
<引用おわり>

全くその通りだ、同意する。
しかし、親は彼と1週間も連絡が取れていないのではない。
居場所もその状況も知っているから、息子が1週間も学校を休んでいるにもかかわらず心配ではないのだ。
むろん、”いつも私のとなりに神さま”氏も百も承知の上で上記を書いていることだろう。

新潟と言えば、後藤徹さんの「拉致監禁」に関与した新津福音キリスト教会の主任牧師である松永堡智牧師のお膝元。

後藤裁判で敗訴した松永堡智牧師。
もし、今回の「拉致監禁」に松永堡智牧師が関与しているようなら驚きを禁じ得ない。
松永堡智牧師ではないかもしれない。しかし、最盛期は200人とも300人いるとも言われた「反対牧師」だが、もうそのほとんどが「拉致監禁」からは手を引いたはず。一体誰が手引きをしているのか。

もうすぐ、クリスマスそして、お正月だ。
監禁部屋であった高層マンションの一室で虚しく過ごした95年のクリスマスと96年の新年のことを私はけして忘れることはない。

Aさんの無事と早期の解放を祈る。








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信仰の自由に関する国際報告書(2015年版)―日本に関する部分

米国務省の「信仰の自由に関する国際報告書(2015年版)」が出されていたので紹介する。
FFWPU(旧統一教会)関連部分は色字とした。
訳は米国大使館訳をそのまま掲載します。

願わくばこれ以上「拉致監禁・強制改宗」や「信仰にともなう人権侵害」が行われ米国務省「信仰の自由に関する国際報告書」に記述されることがないように願うばかりです。




以下、「信仰の自由に関する国際報告書(2015年版)―日本に関する部分」米国大使館訳から引用。

英文原文はこちら

<引用はじめ>
信仰の自由に関する国際報告書(2015年版)―日本に関する部分
*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。
米国国務省民主主義・人権・労働局
2016年8月10日発表
エグゼクティブ・サマリー
 日本国憲法は、万人に対する信仰(信教)の自由を規定し、宗教団体がいかなる政治上の権力も行使すること、あるいは国からの特権を受けることを禁止している。政府は、ビルマのイスラム教徒ロヒンギャ族や中国の法輪功学習者など、母国で迫害を受けていると申し立てた一部の宗教信者に保護の地位を付与した。
 最高裁判所は、世界平和統一家庭連合(FFWPU、旧統一教会)の会員に対し、この会員を改宗させようと説得するために12年以上にわたり拘束した家族に対する損害賠償請求を認める下級審判決を支持した。報告によると、イスラム教団体およびモスクは、1月のダーイッシュ(イラク・レバントのイスラム国)による日本人殺害の後、嫌がらせの電話を受けた。
 大使をはじめ、在日米国大使館および領事館の代表者は、信仰の自由の状況を観察し、寛容と受容を促すため、宗教団体や宗教指導者たちに接触した。大使館の代表者は、FFWPUや法輪功学習者など、懸念を報告するさまざまな少数派宗教団体と話をした。
第1節 宗教統計
 米国政府は、日本の総人口を1億2690万人と推計している(2015年7月の推計)。文化庁の2013年の報告によると、各宗教団体の信者数は、合計1億9700万人であった。この数字は日本の総人口よりも大幅に多く、日本国民の多くが複数の宗教を信仰していることを反映している。例えば、仏教徒が神道など他の宗教の宗教的儀式や行事に参加するのは一般的なことである。また、文化庁の報告によると、信者の定義および信者数の算出方法は宗教団体ごと異なる。宗教的帰属で見ると、神道の信者数が9100万人(48%)、仏教が8690万人(45%)、キリスト教が290万人(2.3%)、その他の宗教の900万人が含まれる。「その他」の宗教および未登録の宗教団体には、イスラム教、バハーイー教、ヒンズー教、およびユダヤ教が含まれる。
 先住民のアイヌは、主に精霊信仰を実践し、本州北部および北海道に集中しており、少数が東京に居住する。外国人労働者と緊密に接触する非政府組織(NGO)によると、ほとんどの移住者や外国人労働者は、伝統的な仏教または神道以外の宗教を実践している。
第2節 政府による信仰の自由の尊重の現状
法的枠組み
 日本国憲法は、何人に対しても信仰の自由を保障し、国は宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならないと義務付けている。また国民は、憲法が保障する自由および権利を濫用してはならず、これらの権利を公共の福祉のために利用する責任を負うと定めている。
 政府は、宗教団体の登録または認証申請を義務付けてはいないが、法人格の認証を受けた宗教団体には税制面の利点がある。法により、文部科学大臣、あるいはいかなる都道府県知事も、法人資格申請者が、儀式の執行、信者の教化育成、礼拝施設の維持に必要な一定の要件を満たしているか審査することができる。
 法により、認証を受けた宗教団体を監督するためのある程度の権限が、政府に与えられている。また、法により、認証された宗教団体には資産を政府に開示することが義務付けられ、政府には営利活動に関する規定に違反している疑いがある場合に調査を行う権限が与えられている。宗教団体がこうした規定に違反した場合、当局は当該団体の営利活動を停止する権限を持つ。
 法により、国および地方公共団体が設置する学校は、特定の宗教のための宗教教育その他宗教的活動をしてはならないと規定されている。また、宗教に関する寛容の態度、宗教に関する一般的な教養および宗教の社会生活における地位は、教育上尊重されなければならないと定められている。
 法により、刑事収容施設において被収容者が一人で行う礼拝は、原則として禁止されてはならないと規定されている。労働組合法は、何人も宗教によって労働組合員の資格を奪われないと定めている。
政府による実践
 文化庁によると、約18万1500団体が、国および都道府県により、法人格を持つ宗教団体として認証されている。その数の多さには、宗教団体の地方組織が個別に登録していることが反映されていた。
 日本法輪大法学会によると、政府は、中国人の法輪功学習者に、人道的配慮による一時的な保護の地位を付与した。この人道的配慮による一時的な地位により、法輪功学習者は日本国内にとどまり、また、日本政府が発行した渡航書類を利用して海外に渡航することができた。
 政府は、ビルマで民族的・宗教的迫害を受けたと申し立てて来日したイスラム教徒に短期滞在ビザを発給した。これらのイスラム教徒のほとんどは日本に5年以上居住しており、中には15年以上居住している者もいた。報告によれば、日本に不法入国し、なんらの公式な再定住プログラムにも参加していない者もいた。短期滞在ビザは頻繁に更新する必要があった。短期滞在の地位には、ある程度の国外退去の法的リスクが伴ったが、2015年に、ビルマ出身のイスラム教徒のロヒンギャ族で国外退去させられた者はいなかった。ロヒンギャ族の代表は、政府がビルマ国内での宗教的迫害を恐れるロヒンギャ族の難民認定に消極的だったと述べた。2015年に、マレーシアから来たロヒンギャ族難民の3人家族が日本に再定住した。約20人のロヒンギャ族の難民申請者が、依然として不法滞在あるいは難民として認定されない状態にあった。
 10月8日、東京地方裁判所は、学校の式典で国歌のピアノ伴奏をする職務命令を拒否したキリスト教徒の元小学校教師に対して2010年に科せられた減給処分は、命令の拒否がキリスト教への信仰に基づくものであるため不当であるという判決を下した。しかし、同裁判所は、学校の措置を違憲とは判断しなかった。元教師は、学校の措置は憲法上の信仰の自由の侵害であると述べ、命令拒否を理由に東京都が科した減給処分の取り消しを求めて2013年に提訴していた。原告弁護団によると、元教師は、国歌は神道を象徴しており、彼女の信仰に反すると述べた。被告は、式典で国歌の伴奏をすることに宗教的な意味合いはなく、教師が命令に従わなかったことは、法律に規定された地方公務員の行動規範に違反すると述べた。東京都は地裁の判決を不服とし、控訴した。
 5月、法務省は、同省の人権機関が2014年に受理した信仰の自由の侵害に関連する相談は340件であり、42件について信仰の自由が侵害された可能性が高いと確認し、20件については、法的助言が得られるよう管轄当局へ紹介するなど、潜在的被害者に対する支援を行なったと報告した。
 法務省の報告によると、2013年に刑事収容施設が被収容者に実施した、民間ボランティアの教誨師による宗教的儀式や教誨の回数は、集団に対して8814回、個人に対して7614回だった。教誨師を育成する公益財団法人・全国教誨師連盟によると、受刑者が面会可能な神道、仏教、キリスト教、その他の宗教のボランティア教誨師は2015年1月時点で1862人だった。

第3節 社会による信仰の自由の尊重の現状

A FFWPU member filed a civil damages suit against his family members for restraining him for more than 12 years in an effort to persuade him to change his religion. The FFWPU stated the Supreme Court dismissed the defendants’ appeal on September 29, sustaining the Tokyo High Court’s November 2014 verdict. The decision required the defendants to pay a total of 22 million yen ($183,000) in compensation.(原文)


 FFWPU※1会員の1人は、改宗の説得を目的として12年以上にわたってこの会員を拘束した家族に対し、損害賠償を求める民事訴訟を起こした。FFWPUは、最高裁判所が9月29日に被告の上告を棄却し、東京高等裁判所が2014年11月に下した判決を支持したと述べた。この判決により、被告に総額2200万円(18万3000ドル)の損害賠償の支払いが命じられた。※2


株式会社タップ社長の宮村俊氏

日本同盟基督教団新津福音キリスト教会主任牧師の松永堡智牧師
日本同盟基督教団新津福音キリスト教会HPより引用

 報道によると、イスラム教団体およびモスクは、1月のダーイッシュによる日本人殺害の後、嫌がらせ電話を受けた。警察庁は、イスラム教施設の警備強化および嫌がらせや違法行為の標的となっているイスラム教徒を保護するよう、全国の警察署に指示した。

According to the FFWPU, the Fukuoka High Court ordered a national university to pay a member of FFWPU and the member’s parents’ compensation for violating their religious freedom because a faculty member made derogatory comments about their faith. The plaintiffs appealed the verdict to the Supreme Court in April, stating the Fukuoka High Court did not recognize a violation of the separation between government and religion. As of the end of the year, the Supreme Court had not yet ruled.(原文)

 FFWPUによると、福岡高等裁判所はある国立大学の教員が1人のFFWPU会員およびその両親の信仰を侮辱した発言をしたことから、信仰の自由を侵害したとし、この大学に対し、同会員とその両親への損害賠償の支払いを命じた。原告は、福岡高等裁判所が政教分離の違反を認めなかったとして、4月に最高裁判所に上告した。2015年末時点で、最高裁判所の判決はまだ出ていなかった。※3

 
佐賀大学森善宣准教授
佐賀大学教育学部HPより引用

 4月9~10日、世界宗教者平和会議日本委員会とサウジアラビアのメッカに本部を置く世界イスラーム連盟は、対話集会を東京で共同開催した。主催者によると、約300人のイスラム教徒および日本人宗教家が、宗教の違いを超えた共存の重要性、協力、平和のための共通のビジョンについて議論した。
 2月15日、宗教間組織が、仏教、神道、イスラム教等の信者が参加する駅伝を京都府で開催した。主催者および佛教タイムスによると、約40人の参加者たちが、宗教的寛容および世界平和を訴えた。
 8月、滋賀県の比叡山天台宗延暦寺において、宗教の違いを超えて世界平和推進への祈りをささげる年次行事である「比叡山宗教サミット」が開催された。主催者および参加者によると、世界中から約1100人の仏教、キリスト教、神道信者が、宗教間の協調を通じて世界平和を支援するため参集した。
 イスラミックセンター・ジャパンのメンバーは、引き続き教会で講演し、キリスト教徒、ユダヤ教徒、仏教徒と共に宗教を超えた平和の祈りに参加した。
第4節 米国政府の政策
 米国大使館および領事館は、法執行官を含む日本政府に対して、信仰の自由の尊重を促進する米国政府の立場を伝えた。大使館の担当官は、信仰の自由の状況を注意深く観察し、FFWPUや法輪功学習者などの少数派宗教団体およびNGOと接触を持った。
 大使は、(ユダヤ系団体)「サイモン・ウィーゼンタール・センター」の代表と会合を持ち、仏教に根ざす一宗教である創価学会との連携など、世界各地の反ユダヤ主義に対抗し、日本国内で人権を保護しようとする同センターの取り組みについて学んだ。
 3月5日、在福岡米国領事館の担当官は、広島以西にある唯一の単独型モスク「福岡マスジド」を訪問した。モスクの指導者は領事館の担当官に対し、イスラム教徒向けの観光地図の作成上の協力や、地元警察との定期的な連携を含め、モスクが福岡市と良好な関係にあることを伝えた。この指導者はまた、モスクが仏教寺院および地元のカトリック系の学校と交流したと述べた。
 大使館の担当官は、日本で難民認定を求めるロヒンギャ族のニーズや、米国による信仰の自由の尊重の促進について協議するために、日本にいるロヒンギャ族の代表と会合を持った。大使館の担当官はまた、日本で寛容を促進しようとする、ユダヤ人社会の交流活動についてさらに学ぶために、ユダヤ人社会の指導者と会合を持った。在札幌米国領事館の担当官は、信仰の自由を尊重する米国の立場について協議するために、創価学会および北海道神宮の神官と個別に会合を持った。
<引用おわり>

※1FFWPU=旧統一教会

※2もちろん、後藤徹さんのケースのことである。脱会請負人で株式会社タップを経営する宮村峻氏、日本同盟基督教団新津福音キリスト教会の主任牧師の松永堡智牧師および後藤徹氏の兄、兄嫁、妹氏らの取った手法が違法であり、後藤徹氏が10年以上に渡り違法に拘束されていたという判決が確定した。
参照:後藤裁判

※3この項目は佐賀大学の森善宣(よしのぶ)准教授がおこした気持悪いハラスメントの裁判についてである。2015年12月時点ではまだ最高裁の判決は下っていなかったが、2016年2月に原告勝訴の判決が確定している。
また、森善宣(よしのぶ)准教授は今回の件で停職6カ月の懲戒処分を受けた。
同准教授が停職6カ月の懲戒処分を受けるのは2006年に続き2度目となる。

<西日本新聞から引用>
女子学生に求婚メール70通 佐賀大准教授 停職6カ月に [佐賀県]
佐賀大(宮崎耕治学長)は3日、20代の女子学生に求婚するメールを送り続けた上、両親を侮辱する発言をしたとして、教育学部の50代男性准教授を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は9月23日付。
 同大によると、男性准教授は2011年10月~12年3月、ゼミを受講していた女子学生に対して「結婚してくれ」などと恋愛感情を表すメール約70通を送信。12年2月には女子学生に宗教団体からの脱会を迫り「君の両親の結婚は犬や猫と同じ」と発言したという。
 男性准教授は06年にも卒業生の家族に対する傷害事件を起こし、停職6カ月の懲戒処分を受けていた。門出政則副学長は「教員によるハラスメントの防止策に努めていたにもかかわらず、このようなことが起き深く反省している。復帰後も授業を担当させるかは今後検討する」と話した。
=2016/10/04付 西日本新聞朝刊=
参照:学生に何度も恋愛感情伝えるメール、佐賀大准教授を処分~朝日新聞
参照:女子学生嫌がらせの佐大准教授を停職~佐賀新聞
参照:佐賀大裁判判決文



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「拉致監禁」の過去と現在 大山家の場合


今日米東部時間19日(木)から24日(火)の予定で熊本・安永家庭教会の井上教会長さんらが来米されています。

今日は、来られた皆さんと夕食を共にし、お話しました。

「サンクチュアリの人だからでしょ。」という声も聞こえて来そうですが、先日は所謂H1(顕進様)支持の方々も参加されたとあるミーティングにも参加しました。
英語だったので聞くに徹していましたが、それぞれの意見を述べ討論し、最後は「有意義でしたまたやりましょう。」と解散しました。

それで、井上教会長から今回の震災の話(持参されたスクラップブックを拝見しながら)や安永教会には「拉致監禁」(軟禁を含む)被害者が(たしか)4名いらっしゃることなどを聞きました。

今回の記事は5月14日熊本・安永教会のブログに掲載されたものです。
記事に登場するキョンジャさんも今回来米されていました。


熊本・安永教会のブログから引用
色字、太字、下線は管理人

親子の怨讐が解ける

今回登場の大山さん親子には、
拉致監禁の過去があります。
24年前の事です。
43日間監禁されました。
信仰に反対され祝福も教会の結婚なので
快く思われていません。
実家は、三角でみかん農家です。
本人が長男なので
休みには時間を取って家の手伝いをよくしました。
が、父との会話は殆んどありませんでした。
娘たちを連れて行っても
普通のお爺ちゃんお婆ちゃんみたいになれませんでした。
実は昨晩、突然、
ご両親がこの震災を心配して
新しいアパートを訪ねて来られました。
これからは妻キョンジャさんの証言です。
義父と夫がテーブルを挟んで
向かいあって食事をしています。
話しがどんどん進んでいます。
お嫁に来て17年!初めて見る光景です。
二番目の娘のあきが
お爺ちゃんと腕相撲を始めました。
娘の勝利!
子どもたちもお爺ちゃんたちも
楽しんでいます
下の娘まみは、
お婆ちゃんから体育帽の紐付けをしてもらってます。
なんか、あったかい感じで
私が大山家に来て初めて味わう空気でした。
統一教会を辞めた事、
サンクチュアリ教会に繋がった事、
今回被災した私たちを
世界中のサンクチュアリの人たちが
義援金を通して助けてくださった事、
お陰でこのアパートに
引っ越すことが出来た事を報告しました。
義父も義母も
「うん、うん」とうなずいて聞いていました。
二人とも、とっても安心したようでした。
初めてアパートに泊まってくれました。
家族らしい味を味わうことが出来たのは
日本に来て初めての事でした
地震のせいで失ったものも多いですが
得たものはもっともっとあります。
地震がなければあり得なかった
親と子の切れた心の修復でした。
二代王亨進様、ヨナ様、
そして世界中のサンクチュアリ教会の皆様
ありがとうございました。


キョンジャさん 
サンクチュアリ教会 熊本・安永家庭教会 ブログから引用 




<管理人>

「拉致監禁」までして脱会を望んだご両親が今回の地震を機に変わられたという話です。
キョンジャさんがお嫁に来て17年!初めて見る光景が繰り広げられたようです。
どうして、反対されていたご両親が変わられたのか?このこと考えてみることは「拉致監禁」を繰り返させないため有意義だと思う。
ただし、本当の理由はご両親にインタビューでもしないと難しいかもしれない。
滞在中に機会があれば、キョンジャさんにもう少し話を聞いてみようと思うがスケジュール的に
(そのような機会を持つことは)難しいかもしれない。


<引用はじめ>
休みには時間を取って家の手伝いをよくしました。
が、父との会話は殆んどありませんでした。
娘たちを連れて行っても
普通のお爺ちゃんお婆ちゃんみたいになれませんでした。
<引用おわり>

「拉致監禁」があった当人同士の反応としては極普通かもしれない。
会話が弾むわけもなく、孫をみてもそれは”統一教会の合同結婚式で生まれた子”しかも”いかがわしい”という形容詞がつくかもしれない。
そのような心中では、到底、普通のお爺ちゃんお婆ちゃんみたいになれるはずもない。

そのような、あるいはそれに近かったであろうご両親に変化が現れた。

<引用はじめ>
義父と夫がテーブルを挟んで
向かいあって食事をしています。
話しがどんどん進んでいます。
<引用おわり>

<引用はじめ>
お爺ちゃんと腕相撲を始めました。
娘の勝利!
子どもたちもお爺ちゃんたちも
楽しんでいます。
下の娘まみは、
お婆ちゃんから体育帽の紐付けをしてもらってます。
<引用おわり>

どうだろうか、見事に普通の孫好きなお爺ちゃん、お婆ちゃんだ。

それから、(高額エンドレス献金のや正体隠しの伝道の、霊感商法のというような枕詞がつく)統一教会を辞めたこと、現在の仲間がそれこそ世界中から支援してくれた話を聞けばご両親が少なからず”安心されたこと”は想像に難しくない。

大山さん親子には、今後も仲良く過ごしていただきたい。本当に心からそう思う。

これは、言わば私の心の闇のようなものだが、どうしてもさしたる理由もなく反対している親が賛同的で柔和になるというのには再度の「拉致監禁」というのがちらついてしまう。
実際、そのような事例を探すのはそう難しいわけではない。

水を差してしまい申し訳ない。
私の考えたことなど杞憂に過ぎず、仲良く過ごされることを切に願う。






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手足を縛られ、寝袋に詰められ拉致監禁された信者夫婦が民事訴訟提訴

一家(4人)が拉致監禁!!で記事にした信者ご夫婦が民事訴訟を提起されたようです。
この事件は、両手、両足を縛りあげた上寝袋に押し込め広島から大阪まで「拉致」して逃亡防止措置の実施がされ、外出及び外部との連絡の制限されたマンション(監禁部屋)に監禁、脱会説得されたというもの。
これを、「拉致監禁肯定派」は「保護・説得」なのだという。

参照:驚愕! 手足を縛られ、寝袋に詰められ拉致監禁!

関与したのはキリスト教神戸真教会の高澤守牧師。
高澤牧師は2015年5月に自殺した。
同事件は刑事告訴されたが、被疑者(高澤)死亡のため不起訴になった。
今回の事件は極めて悪質であるだけでなく、解放には警察が関与しており刑事として首謀者たる脱会屋(その所業はもはや牧師とは呼べない)に厳罰が下る可能性もあった。
重ね重ね残念である。
やはり、高澤牧師は生きて裁かれべきだった。

参照 神戸真教会の高澤守牧師が自殺 - 生きて裁かれるべきだった!

今回の民事裁判は、高澤以外の事件に関与した協力者に対して法的責任を問うもの。
約700万円の損害賠償を求めるものだ。
刑事での告訴は不起訴になったが、民事はまた最初からなので基本刑事の結果には左右されない。
(判決が下った際には、カルト新聞(やや日刊カルト新聞)のエイト主筆が従来通り、〇〇万円の支払い命令なので〇〇%しか認められませんでした(マンセー‼)という主張を繰り返すか、はたまた沈黙するのかも見どころ。)


昨年自殺した高澤守牧師


神戸真教会 トレードマークは「真の愛」
高澤が主導し行われたた所業は「真の愛」の顕現だった
のだと
支持者らは証言・主張するのか?


家庭連合公式サイトより

拉致監禁事件・民事裁判で記者会見 広島

広島県内に住む世界平和統一家庭連合(旧統一教会)信者夫婦が、2人の子供達と無理矢理引き離され、拉致監禁・脱会を強要されたことに対して、事件に係わったキリスト教関係者及び親族らを相手に5月16日、広島地裁に民事裁判を起こしました。同日、教団関係者が記者会見を開き、明らかにしました。
 
 訴状に寄れば、2014年7月26日、夫人が実家に帰省中、夫人の親族等が突然襲いかかり、口をタオルで塞ぎ、両手両足を縛り上げ、寝袋に押し込み、ワゴン車に監禁して広島から大阪まで連行。新大阪駅付近のマンションに監禁しました。夫についても、夫の親族等が夫を騙してワゴン車に乗せ、広島から大阪まで連行し、同じマンションに監禁しました。玄関ドアは、鎖と南京錠によって施錠され、南京錠の鍵がなければ玄関ドアを開閉できないようにされ、窓の開閉も自由にできない状態にされていました。
 
 夫婦には、当時8歳の長女と3歳の長男の二人の子供がいましたが、夫婦は子供達から完全に引き離されて監禁されました。この事件には、キリスト教神戸真教会(プロテスタント教会)の高澤守牧師ら、信者夫婦の全く見知らぬ第三者も複数関与していました。
 
 この夫婦は、夫人が親族の携帯電話で警察に通報し、7月31日未明、駆けつけた警察官らによって解放されました。
 
 解放後、夫婦は高澤牧師らを刑事告訴しましたが、昨年5月に同牧師が自殺したこともあって検察は同事件を不起訴処分としました。しかし、同牧師に協力した関係者らの法的責任が問われないままとなっていたことから、この度、夫婦が合計で損害賠償約700万円弱を求める民事提訴に踏み切った次第です。
 
 なお、これまでに拉致監禁事件に関して、当法人信者が起こした民事裁判は19件にのぼり、今回が20件目となります。
 
 当法人信者に対する拉致監禁を手段とした脱会強要事件は1960年代後半から始まり、これまで約4300名の信者が被害に遭ってきました。昨年9月には、12年5ヶ月間に亘って監禁され脱会強要を受けた後藤徹氏が最高裁でも勝訴するに至りました。また、同事件継続中の2012年7月には国連欧州本部(スイス・ジュネーブ)の自由権規約人権委員会が、日本で行われている「新宗教信者に対する拉致監禁強制的棄教活動」について懸念を表明し、日本政府に対し権利保障のために有効な手段を講ずべきであるとの勧告を行っています。
<引用おわり>





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統一教会 会員の心得

世界基督教統一神霊協会(以下、「統一教会」という)の会員は、真の愛、真の生命、真の血統の根源である神様と真の父母様を中心とする理想家庭を通して、世界平和を実現するという当法人の目的を達成するため、日々の信仰生活で統一原理の教えを実践し、神様の真の愛の相続と、人格完成と、真の家庭建設を目指します。  
また、統一教会活動に際しては社会的責任を果たし、以下のことを遵守します。

1.会員は、常に「ために生きる」奉仕の生活を心がけ、統一教会の発展だけでなく、公共の福祉と日本の繁栄に寄与し、世界平和の実現に貢献します。
2.会員は、「父母の心情、僕の体」の精神で人格完成を目指し、高い品性、倫理観、道徳観を備え、法令を遵守し、社会の模範となるように努めます。さらに、「家庭は愛の学校」という精神にのっとり、真の家庭を築きます。

3.会員同士は、真の愛と尊敬心をもって相互に信頼しあい、公平かつ真摯に対応し、神様を中心とした真の兄弟姉妹の愛の拡大に努め、人権を尊重します。
4.会員は、自主的に行う個々人の活動に関しては、あくまで自身の責任において実行し、公序良俗に反する行いは厳に慎みます。また、活動上知り得た個人情報の保護に努めます。

5.会員は本心得その他、統一教会の定める規定等を誠実に遵守し、統一教会の発展及び会員同士の共生共栄共義に努めます。
以上 (2009年6月24日発表)

SBS『統一教会信者拉致監禁事件-きよみ13年ぶりの帰郷』

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徳野通達

教会員の献金奨励・勧誘活動及びビデオ受講施設等における教育活動等に対する指導について
真の愛、真の生命、真の血統に基づく真の家庭実現を通して平和理想世界を実現するという当法人の目的を実現するために、より社会的に模範となる運動を一層推進拡大し、更に多くの人の理解と参加を得ていくことが願われています。

これまで当こ法人を被告とする一部の民事裁判等において、伝道や献金勧誘行為に関わる教会員の行為が不法行為と認定され、当法人に使用者責任が認められてきました。そこで当法人としても教会員の活動に対して、以下のような一定の指導基準を設け、指導を進めることに致しました。 つきましては教会員の献金奨励・勧誘行為、及び教会員が自主的に設立・運営するビデオ受講施設における統一原理を用いた教育活動について、教会指導者である皆様におかれましては、以下のような指導基準の趣旨を十分にご理解頂き、指導を進めて頂けますようお願い致します。
第1 教会員の献金奨励・勧誘活動についての指導基準   これまで教会員が信徒会等の活動の一環として献金を奨励・勧誘する際に、家系図等を用い、先祖の因縁ないし先祖解放等を理由に献金の必要性を説くようなことが一部行われてきたようです。

しかしながら、当法人に対する民事裁判においては、このような行為が、目的・方法・結果において社会的相当性を逸脱する不法行為と認定され、当法人の使用者責任が問われてきました。本来、当法人への献金は、『信仰生活と献金』(光言社発行)で説かれているとおり,統一原理を学び信仰に至った結果、自らの自由意思で行われるべきものであり、あるいは、主の路程、及び統一運動を学んでその趣旨・目的に賛同した結果として捧げるべきものです。 そこで今後は以下の事項をこれまで以上に遵守するよう指導してください。   献金と先祖の因縁等を殊更に結びつけた献金奨励・勧誘行為をしない。また、霊能力に長けていると言われる人物をして、その霊能力を用いた献金の奨励・勧誘行為をさせない。
教会員への献金の奨励・勧誘行為はあくまでも教会員本人の信仰に基づく自主性及び自由意思を尊重し、教会員の経済状態に比して過度な献金とならないよう配慮する。 献金は、統一原理を学んだ者から,献金先が統一教会であることを明示して受け取る。 上記1,2,3について教会指導者(地区長、教区長、教域長、教会長)が責任を持ち、教会員の献金奨励・勧誘行為において、教会員等による社会的な批判を受けるような行為が行われないよう指導・監督する。

第2 教会員が自主運営するビデオ受講施設等における教育活動等についての指導基準   これまで、教会員が自主運営するビデオ受講施設等における教育活動等については、当法人とは法主体の異なる信徒会の活動の一環であったため、当法人は教会員の信仰活動の自由の観点からその自主性を尊重し、指導・監督を行ってきませんでした。しかしながら、これまでの民事裁判の判決においては、教会員等が自主運営するビデオ受講施設等において行ってきた勧誘活動について違法性が認定されたものがあり、当法人に対して使用者責任が問われてきました。そこで、今後は教会員が自主運営するビデオ受講施設等における勧誘及び教育活動等についても、以下の事項が遵守されるようご指導下さい。   
勧誘目的の開示 教会員が自主的に運営するビデオ受講施設等における教育内容に統一原理を用いる場合、勧誘の当初からその旨明示するように指導して下さい。また、宗教との関連性や統一教会との関連性を聞かれた際には、ビデオ受講施設等の運営形態に応じた的確な説明ができるよう、ご指導下さい。 法令遵守(コンプライアンス) 特定商取引法をはじめとする法令違反との批判を受けないよう配慮して下さい。例えば、教会員が自主的に運営するビデオ受講施設等で受講料を徴収する場合には最初からその旨明示し、受講契約書等必要書類を交付しなければなりません。また、勧誘に際しては、「威迫・困惑させた」「不実を告知した」と誤解されるような行為がないよう、注意して下さい。  

以上に関して、皆様のご理解・ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。 以上 2009 年 3 月 25 日 世界基督教統一神霊協会 会長 徳野英治

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