在米の統一教会信者秀のブログ 95年8月~96年3月7つの鍵で施錠されたマンションの高層階で監禁下での脱会説得を経験。
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このブログのテーマは拉致監禁強制改宗の問題です。
それゆえ、けしておもしろいブログにはならないと思う。
私、秀は統一教会員であり、マンション高層階に特
殊な施錠で行動の自由を奪い、自由意志で 外出も、
外部との連絡も取れない状況におき棄教を迫る「拉
致監禁」 による脱会説得を受けた ことがある。
80年、90年代のピーク時、被害者数は年間300人と
も400人とも言われ、大変な数を数えた。
しかし、今利理絵さん、美津子・アントールさん、
富澤裕子さんらがおこした訴訟、また統 一教会員
に対する拉致監禁」が米国務省の「信仰の自由に
関する国際報告書」に1999年から毎年のように掲
載されるようになったことで1/10程度になった。
さらには、世界的人権団体である「国境なき人権」
(Human Rights Without Frontiers int’l )が 2011年
12月に「日本棄教を目的とした拉致と拘束」という
レポートを出すにいたり激減した。
12年5ヶ月もの間拉致監禁された後藤徹氏は先日20
14年1月28日の東京地裁判決において勝訴し、彼の
兄妹と兄嫁、さらに脱会説得者である株式会社タッ
プ社長宮村峻氏が行った不法行為に対し損害賠償支
払いを命じる判決が下った。
「拉致監禁」は劇的に減ったし、秀逸な「拉致監禁」
に反対するブログはいくつもある。
ゆえに、私なぞがいまさら書くことなどないと思っ
ていた。
しかし、2014年1月同様の「拉致監禁」が2件おきた。
極めて残念だった。これがブログを書く動機の一つ
となった。
統一教会に反対する西田公昭教授をして「脱会後、
親子関係が修復するのは最低4年間はかかる」と
「拉致監禁」(保護説得)による脱会後は親子関係
がうまくいかないことを 示唆している。
同じく、統一教会に反対の立場の杉本誠牧師は、
「保護説得」(拉致監禁)という手法を取らないよ
うにと全国を行脚したという。
ルポライターの米本和広氏等により「拉致監禁」に
より棄教をせまるという手法は脱会を強要 された
者にPTSD等重大なダメージをもたらす大変危険な
手法であることも指摘されている。
西田教授、杉本牧師の現在の立場が「拉致監禁」容
認か反対かはわからない。
しかし、統一教会反対でも「拉致監禁反対」の立場
をとる元信者等もおられるのは確か。
とりわけ
統一教会大嫌いであり「拉致監禁」によるPTSDに
苦しみながらも、「拉致監禁」による棄教(強制改
宗)反対を訴えた尊敬する故宿谷麻子さんに最大の
敬意と感謝を表し、「拉致監禁」撲滅を願いブログ
を始めるにあたってとさせていただく。