在米の統一教会信者秀のブログ 95年8月~96年3月7つの鍵で施錠されたマンションの高層階で監禁下での脱会説得を経験。
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創世記38章には、ユダ(舅)とタマル(嫁)話があります。
ユダには、エル、オナン、シラの3人の息子がいます。
長男エルはタマルを娶りますが、主の前に悪い者であったので主は彼を殺してしまいます(7節)。当時の慣わしでタマルは次男のオナンに娶られます。しかしオナンはその子が自分のものとならないを知っていたので、兄の妻のところにはいった時、兄に子を得させないために地に洩らした(9節)。彼のした事は主の前に悪かったので、主は彼をも殺された(10節)。
ユダは3男シラが成人してもタマルを娶ると死んでしまうかとタマルを娶らせなかったので、タマルは遊女に化け舅であるユダと交わり、双子(その一人の末裔がイエス・キリスト)を産みます。
タマルは(神の祝福を得たアブラハム、イサク、ヤコブの)血統を残すという動機があったとされますが、現代においておきている下記のニュースから、あなたは何を考え、どう感じますか?
義父の精子で118人誕生 長野の病院で体外受精治療 7月28日 産経
不妊治療を行っている長野県の「諏訪マタニティークリニック」根津八紘院長)で平成8年から25年に、79組の夫婦で妻が夫の実父(妻の義父)から精子提供を受けて体外受精に(より計118人の赤ちゃんが誕生したことが27日、分かった。妻が義父から精子提供を受けた夫婦は110組あった。
第三者からの提供精子による非配偶者間人工授精(AID)は匿名が前提。近親者から精子の提供を受ける不妊治療には「家族関係が複雑になる」などの指摘があり、議論を呼びそうだ。
根津院長によると、夫の無精子症などを理由に計146組の夫婦が近親者から精子提供を受けた。内訳は夫の実父が110組、夫の兄弟が28組、その他8組。夫の実父やその妻の理解を得られやすいこともあり、最近は夫の実父からの提供を望む人が多いという。
議論はあって当然だろう。
ちなみにタマルについて日本基督教団・松山番町教会の牧師さんはこう言っている。
(太字は管理人)
<引用はじめ>
~ ルールを破らなければならない時もある ~
タマルはやもめの着物を脱ぎ、ベールをかぶって身なりを変え、ティムナへ行く途中のエナイムの入り口に座った。シェラが成人したのに、自分がその妻にしてもらえない、と分かったからである。…彼女はこうして、ユダによって身ごもった。 創世記38章14,18
タマルは娼婦に変装し、姦淫によって舅ユダの子どもを妊娠しました。普通なら許されることのない行為ですが、この場合は例外です。ユダはアブラハム、イサク、ヤコブの子孫として、神様の祝福を受け継ぎ、さらに子孫を残していかなければなりませんでした。しかしユダはそれを怠っていたのです。きわどい方法でしたが、タマルはユダの子孫が絶えてしまうことを防いだのです。
<引用おわり>
諏訪マタニティクリニックを訪れ不妊治療をされた方々は、単純に子供がほしかったということなのだろうと思う。方法については意見は分かれるだろう。
日本基督教団の牧師が普通なら許されないことが、許される例外があり"ルールを破らなければならない時もある”と説いているのは興味深く感じた。
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生殖医療について
もし、興味があれば覗いてみてください。
生殖補助医療はどこまで許されるか?-①生殖補助医療について
http://ameblo.jp/angelstairway/entry-11731247524.html
第三者が伴う生殖補助医療については、以下記事を書きました。
子供の権利と親の権利を考えるー生殖補助医療をめぐる課題と倫理ー
http://ameblo.jp/angelstairway/entry-11453435000.html