トランプ大統領(共和党)がイスラム・7か国に対しビザ発給を90日間中止する大統領令を出し、問題となっています。トランプ大統領は最高裁まで闘うようです。この問題については、以下のような”不都合な7つの真実”も指摘されています。1.ムスリム(イスラム教徒)の入国禁止ではない。
そもそも、世界87%のムスリムには関係ない。核保有国でもあるパキスタン、インド(1億7千7百万人以上がイスラム教徒)そして2億人以上のイスラム教徒数を有するインドネシアは含まれていません。バングラディシュもエジプトもトルコも。注:”人種や宗教に基づく差別を助長するもの”として連邦裁は”大統領令”を差し止める仮処分の決定を出した。2.トランプ大統領の大統領令は、オバマ大統領時代のセキュリティ-レビューに基づいている。
2015年に施行されたテロ防止法でイラン、スーダン、シリアが、2016年の更新時にリビア、ソマリア、イエメンが加わりました。イラクはその前から入っています。3.入国拒否は、あくまで一時的な話です。4.オバマ(前大統領)はイラクからの移民を、カーター(元大統領)はイランからの移民を禁止した。トランプ大統領だけの話ではない。オバマは1カ国(イラク)に対し6ヶ月の入国制限をしたが、誰からも反発がなかった。5.しかも、オバマ(前大統領)も、シリア内戦が苛烈だった時に、たいした移民受け入れはしていません。6.オバマ(前大統領)の時に合憲だったのだから、トランプ大統領になって急に違憲になることはない。7.大統領令は、セキュリティ上の措置に過ぎない。今回の措置については、移民局での審査や入国審査の厳格な審査体制が整うまでの一時的なものとだと思います。どの国であってもテロリストの入国を易々と許すわけにはいきません。水際で食い止める努力をするのは当たり前でしょう。
アメリカの移民・入国審査が厳しくなるのは避けられないと思います。
メキシコ国境に”壁”を作るというのはトランプ大統領の”公約”です。この”公約”を立てて当選したのですから、それを実現しようとするのは当然のことなのですが、、。不法移民の多くは、合法的に観光VISA等で入国してそのまま居座るので”壁”の効果に疑問を呈する考えもあります。メキシコ以外の南米も多いですし。また、彼らの”安い賃金”で成り立っているビジネスが存在するのも事実です。現在は日本からの不法移民はほとんどいないと思います。1970~80年くらいまでに米国に入国した方から、そのような”武勇伝”を聞いたことはあります。注:統一教会関係者ではありません。不法滞在~皿洗い~~~起業~~~~現在オーナー社長みたいな話です。昔にくらべ、査証の審査も厳しくなっていますから今は昔の話です。韓国からは今も多くの不法移民があり、20~25万人程度いると推定されているようです。もちろん最多国ではありませんが、当局から注視される国となっているの事実でしょう。現実、韓国の芸能人がアメリカに入国できなかったケースもあります。 「私たちの国は多くの不法移民者によって乱されている。不法移民者は国民や適法移民者から仕事を奪う。そして納税者は不法移民者のために税金を無駄使いさせられる。不法移民者を逮捕し、迅速に国外追放する。移民法を悪用して入って来る不法移民者を止めなければいけない。」 ビル・クリントン元大統領が、現職でいらした際の上院での演説です。
演説後、議員たちはスタンディングオベーションでこの演説を称賛しています。アメリカが不法移民について対策を講じるのは当然のことでトランプ大統領だけが特別ではありません。
また、米大統領選でアメリカメディア(新聞、TV局等)のほとんどが、ヒラリー・クリントン支持でしたし、米有権者のおよそ半分は彼女に投票したのですから”トランプ反対デモ”がおきるのも米マスコミのトランプ叩きがおきるのも当然のことに思えます。
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