前回の記事「澤田地平氏の問題行動」の続きです。前回記事で私は「澤田氏は事前に警察に相談していたという内容が個人メールにきました。しかし、公開された映像はその点に全く触れておらず、映像を見た人(特にFFWPUの一般信徒)の心証が非常に悪くなるのは必至でしょう。」と書きました。別の方からも同様のメールをいただきましたので、澤田さんが今回の行動を起こす前に警察に相談していたというのは事実だと思います。いただいたメールによると警察は、「言論の自由があるので好きにやってください。但しご近所に迷惑にならないようにと」許可している状態だったそうです。ただし、デモを行うにあたり警察に届け出が必要なのは公道を使用してよいかという許可をとるため、「好きにやってください」は「言論の自由」を含めその範疇で好きにやって下さいということだろう。警察が澤田氏に対して家庭連合の敷地、建物に入ってデモを行う許可を出すというのはありえないと思うがいかがか。澤田氏はこういうプラカード掲げてのデモをされたわけですし。
澤田氏はAPTF(真の家庭運動推進協議会)の会員であり、刊行物を取っているから家庭連合の中に入る権利があるという主張もありました。(注:澤田氏ご本人に確認したわけではありません)最初はそうかとも思ったのですが、いろいろ考えると、おかしいなと思うようになりました。第一に、澤田氏は家庭連合の徳野英治会長宛に「退会届」を出しています。この「退会届」が郵送されたかは不知ですが、澤田氏のブログにはしっかり掲載されています。<参照>審判回避プロジェクト私の退会届第二に、APTFは家庭連合松濤本部内にはないようです。APTFのHPを見ると住所がありません。探したらありました。さすがの「ちゃぬの裏韓国日記」<真の家庭運動推進協議会の所在地>
真の家庭運動推進協議会
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-13-2 成約ビル4F
澤田氏がAPTFの会員であったとしても、立ち入る権利があるのは成約ビルになるように思いますが?それに表向き家庭連合とAPTFは別法人ではないでしょうか?本当に澤田氏自身がこのように主張されているかはわかりませんが、サンクチュアリ教会内で”だから家庭連合に入る権利”があるのだという主張がまかり通っているのはいかがかと思います。
澤田デモが起きる背景澤田氏の今回の行動には問題と議論の余地があると私は思います。しかし、その背景もあるように思います。サンクチュアリアンが家庭連合側(松濤本部)に個人的に会って話そうにもアポイントも取れず、アポイントなしで行くと、待たされた挙句、出されたお茶も引き上げられ、「お帰り下さい。」になるのだそうだ。会って、話せない理由は一体なんなのか?「お母様は生まれながらにして無原罪であり、お父様には原罪があった。」いままでの説かれてきた統一原理とは全く異なった見解なのですから、疑問に思う方が自然です。そのように信じておられるなら、それをわかりやすく丁寧に説明してあげれば良いだけではないですか。実質、家庭連合側で公開討論に応じたのはアメリカのダン・フェファーマン氏一人ではありませんか。名だたる原理講師を有する日本家庭連合です。なぜ、「いつでも受けて立つ、返り討ちにしてくれるわ」という気迫がないのか。断食おじさんの怒号はもういいです。かえって、イメージダウンになりますから御止めになった方がいい。
教会長として澤田地平氏には責任がある。澤田氏の行動で少なからず窮地に立たされる人がいるだろうと思います。
ご夫婦の片方が家庭連合、もう一方がサンクチュアリである場合や2世も見ています。
あなたの行動ゆえに、それらのご家庭の亀裂を深めることになったらどのように責任を取ることができますか?
それについて澤田さんは責任を持てないでしょう。
教会長である澤田さんには、そこまで考える責任があると思います。
それができなければ、無責任と言わざる得ません。
「自由」は神様から人間に賦与された侵すことのできない権利です。
しかし、表裏一体で「責任」が伴うのは当然のことです。
サンクチュアリの中に澤田さんに対し忠告する動きがあると聞いています。
よく耳を傾けられ熟考されることを願います。
動機も方法も正しく、フェアウェイを行かなくてはならない。そう私は思います。
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