先日、サンクチュアリ教会での礼拝の後、円卓で亨進師の話を聞いたのですが、その中にウサギを飼うという話がありました。「1組みのつがいから年に30羽くらいの子ウサギが産まれて、(増えて順調に行けば)大体年に300パウンド(136KG)くらいの肉が取れるし、毛皮も取れる」とニコニコしながら話されていました。サンクチュアリ教会に行くとアクアポニックス(魚畑)もあります。(家庭菜園レベル)簡単に言うと、水槽から魚の排泄物の混ざった水をポンプで送って水耕栽培をするというもので、増えると魚にとって有害な物質を作物の肥料として使い浄化された水をまた水槽に戻すというものです。(蒸発等で)減った水を足す必要はありますが、基本水替えがいらなくなります。
大規模化した場合、魚の養殖と作物栽培の両方が可能とされています。
残念ながら、今、私たちの周りにある食材にはいろいろ問題があります。今回の記事も問題の一つですが、ハムやソーセージのような”加工肉”とか”成型肉”には何が入っているのか調べると卒倒するかもしれません。食肉も家畜を育てる過程で大量の抗生物質やBSEで問題になりましたが”肉骨粉”を与えられている(日本では2001年から禁止)ケースもあるし、GMO(遺伝子組み換え)の作物も問題が指摘されています。日本で禁止されていても輸入された肉や作物は禁止されていない。特に中国のようにルールがあってないような国だとなおさらでしょう。参照:遺伝子組み換えの何が問題? サルでもわかる遺伝子組み換えちなみに「秀のブログ」ではできる限り紹介記事の引用は全文をと思っています。前後の文脈を掲載しないと読者を誤導させかねませんから。まあ、この件は次回記事で。
5月10日付でご紹介した前々回のコラム「年300万匹“犬喰い”韓国『苦しめて殺した方が美味!』 残虐“文化”に欧米が激怒、救出騒ぎ」には多くのアクセスをいただきましたが、今回ご紹介するお話も、われわれが慣れ親しんだ食べ物に関する衝撃的な事実に関するもので、覚悟してお読み頂ければと思います。 写真は米国の国民食、バーガー類からネズミとヒトのDNAが
検出されたことを伝える5月12付英紙デーリー・テレグラフ電子版から引用
記者も大いに驚きました。5月10日付米経済誌フォーチュンや翌11日の英紙インディペンデント(いずれも電子版)など、欧米主要メディアが大々的に報じているのですが、米国で販売されている多くのハンバーガー類の肉に、あり得ないものが混じっていたことが判明したのです…。
調べたのは、米西海岸のシリコンバレー(サンフランシスコの湾岸地域の南部)で2014年に創業した食品の製品分析などを手がけるベンチャー企業「Clear Labs(クリア・ラブス)」です。
この企業がカリフォルニア州北部で営業する22の小売り業者から79ブランド、計258個のバーガーの肉の成分を分子レベルで詳細に分析すべく、そのDNAを検査したのです。
具体的には、パティに使う前のひき肉状態のものと、完成品のパティ(冷凍のものと、ファストフード店でバーガーとして売られている状態のもの)、そして肉の代わりに大豆などを使った「野菜バーガー」のパティです。
さて、その結果どんなことが分かったか?。はっきり言って、とても安心して食べられるものではないことが判明したのです。
「豚」「鶏」「七面鳥」…2割“嘘”バーガー、そして“マフィアに追われ、人間ひき肉”に!?
まず、全サンプルの13・6%、野菜バーガーのうちの23・6%で原材料の表示ラベルの記載と実際の内容が違っていることが分かりました。
どういうことかと言いますと、羊肉のひき肉1つ、バイソンのひき肉1つ、鶏肉のパティ1つから牛肉のDNAが検出されたほか、牛肉のパティと牛肉のひき肉として売られていた商品から豚肉のDNAが…。さらに、豚肉のひき肉1つ、ターキー(七面鳥)バーガー1つ、ビーフバーガー2つからそれぞれ、鶏肉のDNAが検出され、牛肉のひき肉2つと鶏肉のひき肉1つは、調べてみると実際は七面鳥の肉だったのです。そして野菜バーガー2つからは、何と微量の牛肉のDNAが!。また、野菜バーガーのうち、ブラックビーンズ(黒豆)のバーガーと銘打ちながら、何と黒豆のDNAが全く検出されなかった商品もありました。
いろいろとややこしいことを書きましたが、平たく言えば、牛肉だけだと高くつくので、より安価な豚肉や鶏肉、七面鳥の肉などを混ぜるといったイージーな“経費削減例”が散見されたというわけです。
セコいで済まぬ…アレルギー、そしてイスラム教徒やヒンズー教徒どうする
何だかセコい話ですが、当然ながらセコいで済む話ではありません。とりわけ多民族・多宗教の国、米国では、宗教によって“あの肉が食べられない”“この肉が食べられない”という問題が発生するため、羊肉や豚肉のバーガーなどがあるわけですが、その中に違う肉が混じっていれば宗教上、大問題です。
そして、さらにセコい例もありました。チキンバーガー用の冷凍の鶏肉1つと野菜バーガー1つからライ麦のDNAが見つかりました。ライ麦は安上がりの“つなぎ”として使用されていたようで、当然ながらこれが多くなるとパティ自体の品質が下がるほか、アレルギーがある人が食べると大変なことになります。
<管理人>日本ではあまり一般的ではないと思いますが、アメリカではターキーは極一般的な食材。アレルギーに至っては生き死にに関わる場合とて想定内でしょう。
だがしかし。こんなことで驚いている場合ではないのです。何と、とあるファストフード店のバーガー1つ、野菜バーガー1つ、とあるひき肉1つの計3つのサンプルから恐ろしいことにネズミのDNAが。そして、とある野菜バーガーに使う冷凍パティから何と、ヒトのDNAが検出されたというのです。 まさか、借金を返済できなくてマフィアに追い込まれた揚げ句、ひき肉にされ「野菜バーガーに混ぜといたら、バレへんやろ」といった事情があったのでは、などと一瞬考えてしまいましたが、そんなことはあるはずもなく、クリア・ラボでは、製造過程でヒトの髪の毛か爪、もしくは皮膚が混入した可能性が最も高いとみています。
しかし、ベジタリアンの人が、人肉ではないにしても、ヒトの体の一部を含む野菜バーガーを食べていたとしたら、壮大なアメリカン・ジョークだとしか思えませんね。
しかし、問題はまだまだあります。検査した全258個の製品のうちの4・3%(個数は11個でうち野菜バーガーは4個)で、病原体の細菌のDNAが検出されたのでした。検出されたのは腸炎や結核、食中毒を引き起こす恐ろしい細菌でした。
おまけに、製品のラベルなどに記載されているカロリー表示までデタラメだったのです。全体の46%(個数にして119個)が表示より大幅にカロリーが高く、ほぼ半数にあたる49%(個数にして127個)では炭水化物が表示より平均で4・2グラムも多かったのです。
バイ菌、カロリー表示も…野菜バーガーは“嘘”てんこ盛り
とりわけ悪質だったのがファストフード店で完成品のバーガーとして売られていたもので、47個のうち38個のカロリーが表示より多かったことが判明。そしてこの38個のうち、12個のカロリーが表示よりかなり多かったのでした。
もはや開いた口がふさがらないとはこのことなのですが、こうしたさまざまな“偽装工作”は野菜バーガーで顕著で、肉製品の約2倍の商品で何らかの問題(偽装)が発覚しました。クリア・ラボは前述の米誌フォーチュンに対し「野菜バーガーの場合、含有成分の複雑さが問題を引き起こす原因になっているのでは」との見解を述べています。またクリア・ラボでは昨年、ホットドッグのフランクフルトで同じDNA検査を実施しましたが、その結果より今回のハンバーガーの結果の方が酷(ひど)いとしています。
米国民の国民食の代表ともいうべきバーガーでのこうしたデタラメ騒ぎだけに、米国民の間にも衝撃が広がっていますが、クリア・ラボでは今回の分析結果について、当然ながら、業界が一致してこうした“偽装”の撲滅に努める必要があると結論付けるとともに、以下のような見方も披露しています。
「ハンバーガーはクラシックなアメリカン・フードであり、その起源ははっきりしないが、1880年代の後半、テキサス州のアセンズでフレッチャー・デイビスという男性が(自分の経営する飲食店で)ビーフのひき肉で作ったパティとオニオン、マスタードをパンではさんで提供したのが最初と言われている。以来、わが国では毎日、数十万人がファストフード店で注文している」
「しかしビーフのひき肉のパティがノスタルジーを感じさせるにも関わらず、(米国の)牛肉業界は苦戦し始めている。タンパク質を含む他の食品より総売上高は増えているものの、製造コストも上昇。過去5年間で牛肉を購入するための(米国民の)総支出は増えているが、販売量は横ばいとなっている。なぜなら消費者の多くは(製造コストの上昇に伴う)高価格の新鮮な牛肉を精肉店で買う代わりに、食料品店を頻繁(ひんぱん)に訪れ、安価な牛肉を買うようになっている。と同時に、健康のため赤身の肉を減らす傾向が強まっており、そのことが、伝統的なハンバーガーより野菜や魚、チキンを使ったバーガーの売り上げ増に拍車をかけている」
というわけで、バーガー類の最大の販売元といえるファストフード・チェーンでは、低価格志向と健康志向で客離れの傾向が顕著になっている牛肉や伝統的なビーフのパティを使ったハンバーガーの苦戦を救う可能性があった野菜バーガーのような健康志向のバーガーで顕著な“偽装”が見つかり、頭を抱えている状態です…。
文鮮明師は海洋摂理を通して、海産物、とりわけ鮪(マグロ)を愛でました。その辺のみ言葉は「み旨と海」に詳しい。また、アメリカでの日本食人気には統一教会系の企業の関わりが大きい。統一教会系の企業とは(ついぞ、文師に返されることはありませんでしたが)トゥルーワールド・グループ。現在は3男顕進氏が”主管”されていますね。世界の食糧のことを考えれば海産物(魚)は、大変すばらしい食材です。食料不足に対する回答の一つでしょう。しかし、世界の内陸部のことを考えれば海産物では難しいケースもありそうです。そのような内陸ではウサギやアクアポニックスも回答の1つになり得るかもしれません。それと、魚嫌いな人とか魚アレルギーの人とかには良いかもしれませんね。まず、毎日食べる食材がどのようなものなのか知って、それに何が含まれまたその影響について学んでみるのも良いかもしれません。
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[7回]
COMMENT
面白かった、思い出した。
そこで、流行ったのがウサギの飼育。子だくさんで商売になると見込んだのだという。しかし、あまりにも素人だったので、失敗したそうだ。
◆10数年前の話。パキスタン人とモスバーガー店に入った。豚肉0・牛肉100だと思ったからだ。念のため、店長にそのことを確認した。彼はどこかに電話したあと、「申し訳ありません。豚肉が少しばかりまじっています」と正直に。
日本はすごいなと思いました。
Re:面白かった、思い出した。
いつもコメントありがとうございます。
>◆明治維新が起きて、武士は無職人となり、喰えなくなった。
そこで、流行ったのがウサギの飼育。子だくさんで商売になると見込んだのだという。しかし、あまりにも素人だったので、失敗したそうだ。
亨進師のお宅には先日雄1羽、雌2羽のウサギが来た(買われた)そうです。
商業的にどうこうしようというより自給自足的意味が強いように思われます。
アクアポニックスも今のところ試験的レベルです。
>◆10数年前の話。パキスタン人とモスバーガー店に入った。豚肉0・牛肉100だと思ったからだ。念のため、店長にそのことを確認した。彼はどこかに電話したあと、「申し訳ありません。豚肉が少しばかりまじっています」と正直に。
パキスタン(イスラム)の方に豚肉、インド(ヒンズー)の方に牛肉は洒落になりません。
イスラム教やユダヤ教、ヒンズー教、禁止食べ物がある宗教や国も含めてはけっこうあります。
それゆえ、国賓をもてなす晩餐会は羊や鳥が供されること多いです。
間違いでも冗談抜きに外交問題化しかねません。
日本でも食品偽装が問題になりましたが、米本さんの行かれたモスバーガーはさすがですね。
モスバーガーは何年も食べてません。なんだか食べたくなります。
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