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在米の統一教会信者秀のブログ 95年8月~96年3月7つの鍵で施錠されたマンションの高層階で監禁下での脱会説得を経験。

   

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石橋正人さんの脱会届

石橋正人さんから家庭連合に脱会届が届いたという。
ブログは、もう少しお休みする予定でいましたが、これだけは書いておく必要ありと判断して書くことにします。

全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会の「石橋正人さんから脱会届がとどく」から引用です。

<引用はじめ>
2014年1月2日に失踪して以来、2年3ヶ月間に亘って連絡がとれず、消息不明のまま監禁状態にあることが憂慮された石橋正人さん(29歳)から、世界平和統一家庭連合(家庭連合)に脱会届がとどきました。
 脱会届は、石橋さん直筆の文章と署名で、家庭連合の徳野英治会長宛に内容証明で郵送されてきました。
 脱会届の日付は平成28年4月4日で、内容は「脱会届」と題して、「家族との話し合いの結果、本日ここに脱会いたします」と簡潔に記してあり、脱会の理由や2年間の話し合いの状況などについては何も書かれていません。
 すでに石橋さんが脱会の意志を表明している以上、石橋さんの親族や脱会屋が棄教目的で石橋君を監禁下に置く理由はなく、従って石橋さんはすでに自由な状態にあるとも考えられます。
 しかし、私を含め過去の拉致監禁の例からすると、信者本人が脱会を表明しても、家族や脱会屋が偽装脱会(脱会したふりをすること)を疑い、様々な踏み絵(脱会届、手記、信者名簿、訴訟手続き)を踏ませ、その間は監禁を継続することもあります。
 従って、この脱会届だけでは、石橋さんが未だ監禁状態にあるのか、自由な環境であるかは、判断できません。

 以下、石橋正人さんへメッセージです。
 ご本人に届くことを願いながら・・・。
石橋正人さんへ
 この2年間、たいへんな苦しみを経験され、たぶん今もそうだと思います。石橋さんに、一つだけお願いがあります。もし、このブログを石橋さんが読んで下さっているなら、もう少しご自身の状況や心境を詳しく教えて下されば、たいへんありがたいです。石橋さんが突然姿を消してしまって以来、ずっーと、今も八王子教会のメンバーや石橋さんを知る人達が石橋さんのことを心配しています。石橋さんの心身の状態をとても危惧し、何とか元気でいてほしいと毎日祈っています。脱会届の文面だけでは、石橋さんが健康でいるかどうかも分かりません。どうぞ、よろしくお願いいたします。
全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会 代表 後藤徹 
<引用おわり>


この「拉致監禁」という問題の厄介なところは、”脱会届=解放”とか”脱会届=棄教”とは断定できないことです。
僅かでしょうが、偽装脱会の可能性はあります。
真正脱会だとすると、かなり高い確率で「リハビリ」と称した「軟禁状態」に石橋さんが置かれていると推量されます。

さて、「監禁」から解放されて”メデタシ、メデタシ”かというと、残念ながら「これからこそが石橋さんにとって大変でしょう。」と言わざる得ない。

仮に解放されていたとして、PTSDのような重度の心の傷がなかったとしても、けして無傷ではおれないのが「拉致監禁」である。
これは、結果として脱会した、しないに関わらず経験した者の証言に目を通せばわかるはずだ。

そして、脱会した、しないに関わらず「親子関係は悪化」する。
このことは、反統一(家庭連合)の学者先生の研究でも明らかである。

それに加え、監禁に関わった家族は一財産を失った(2年以上監禁部屋を維持するだけでも巨額)であろうし、監禁された本人は生活基盤そのものを失う。
再就職して以前通りの収入を得ることはそう容易くはあるまい。
監禁期間の損失も含め、生涯年収が激減することは否定できない。
親は老後のための蓄えを新たに準備できないかもしれないだろう。

それでも、「脱会できただけでメデタイ」という輩も確実にいることだろう。
自分は痛くも痒くもないから。


1995年の文化庁宗教団体信者数統計によれば統一教会の日本での信徒数は477,000人なんだそうだが、実際はせいぜい数万人(5万以下)だろう
棄教率8~90%というところかな。
最近は、顕進(3男)支持グループ、亨進(7男)率いるサンクチュアリ教会、またその他の分派に行く者もいて数もけして少なくない。

「監禁」は、落日の家庭連合(統一教会)から脱会させんがため、払うには代償があまりに大きすぎる。
”自称カウンセラー”の懐は肥えるかもしれないが、、、。

短期間で外注して一丁あがりではなく、時間をかけて情報を与え続けるだけでかなりの人が辞めるか、問題である高額エンドレス献金はしなくなるだろうし、違法行為(正体隠し伝道等)はしなくなるだろう。
ともあれ、監禁部屋から出てきたならそのことは良かった。
石橋さんは今後生活基盤を立て直して行くであろうが、いつか自分が通った道。
心からエールを送りたい。
良い人生が送れるかはまた別の問題。
まだ終わりではない。選んだ道は違うがお互い頑張ろう。


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心から脱会しても、しなくても重荷は背負う

  • by 龍丼(ドラゴン・ボウル)
  • 2016/04/09(Sat)04:59
  • Edit
石橋さんからついに脱会届ですか。
その一報を聞いて率直に感じたことは、ホッとしたということでした。
無理に意地貼らないでもっと早くに抜けたほうが良かった。
そこまでして人生や己の命かけるほどの価値はないです。
この組織の実態を知りつくせば・・・
それは監禁する親族や関係者にも言えることですけど。そこまでして棄教させるために大枚はたいて時間潰して自らも思考や行動を制約させて・・・


ただ記事にあるように、これがそのまま監禁からの解放とは受け取れないということを思うと複雑になります。額面通り単純には喜べないので。
偽装脱会にせよそうでないにせよ、踏絵路程はあるわけでしょう。

人として元気でいてくれればそれ以上は望みません。
しかしそれが一番難しいことなんでしょうね。
こういった監禁説得という普通の人生にあり得ない異常極まりない状況をなん20000時間以上通過させられたんだから。

解放されようが、偽装脱会だろうが、真正脱会だろうが、ご本人の心に降りかかる重荷は生涯背負っていかなければいけないものでしょう。

統一教会 会員の心得

世界基督教統一神霊協会(以下、「統一教会」という)の会員は、真の愛、真の生命、真の血統の根源である神様と真の父母様を中心とする理想家庭を通して、世界平和を実現するという当法人の目的を達成するため、日々の信仰生活で統一原理の教えを実践し、神様の真の愛の相続と、人格完成と、真の家庭建設を目指します。  
また、統一教会活動に際しては社会的責任を果たし、以下のことを遵守します。

1.会員は、常に「ために生きる」奉仕の生活を心がけ、統一教会の発展だけでなく、公共の福祉と日本の繁栄に寄与し、世界平和の実現に貢献します。
2.会員は、「父母の心情、僕の体」の精神で人格完成を目指し、高い品性、倫理観、道徳観を備え、法令を遵守し、社会の模範となるように努めます。さらに、「家庭は愛の学校」という精神にのっとり、真の家庭を築きます。

3.会員同士は、真の愛と尊敬心をもって相互に信頼しあい、公平かつ真摯に対応し、神様を中心とした真の兄弟姉妹の愛の拡大に努め、人権を尊重します。
4.会員は、自主的に行う個々人の活動に関しては、あくまで自身の責任において実行し、公序良俗に反する行いは厳に慎みます。また、活動上知り得た個人情報の保護に努めます。

5.会員は本心得その他、統一教会の定める規定等を誠実に遵守し、統一教会の発展及び会員同士の共生共栄共義に努めます。
以上 (2009年6月24日発表)

SBS『統一教会信者拉致監禁事件-きよみ13年ぶりの帰郷』

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徳野通達

教会員の献金奨励・勧誘活動及びビデオ受講施設等における教育活動等に対する指導について
真の愛、真の生命、真の血統に基づく真の家庭実現を通して平和理想世界を実現するという当法人の目的を実現するために、より社会的に模範となる運動を一層推進拡大し、更に多くの人の理解と参加を得ていくことが願われています。

これまで当こ法人を被告とする一部の民事裁判等において、伝道や献金勧誘行為に関わる教会員の行為が不法行為と認定され、当法人に使用者責任が認められてきました。そこで当法人としても教会員の活動に対して、以下のような一定の指導基準を設け、指導を進めることに致しました。 つきましては教会員の献金奨励・勧誘行為、及び教会員が自主的に設立・運営するビデオ受講施設における統一原理を用いた教育活動について、教会指導者である皆様におかれましては、以下のような指導基準の趣旨を十分にご理解頂き、指導を進めて頂けますようお願い致します。
第1 教会員の献金奨励・勧誘活動についての指導基準   これまで教会員が信徒会等の活動の一環として献金を奨励・勧誘する際に、家系図等を用い、先祖の因縁ないし先祖解放等を理由に献金の必要性を説くようなことが一部行われてきたようです。

しかしながら、当法人に対する民事裁判においては、このような行為が、目的・方法・結果において社会的相当性を逸脱する不法行為と認定され、当法人の使用者責任が問われてきました。本来、当法人への献金は、『信仰生活と献金』(光言社発行)で説かれているとおり,統一原理を学び信仰に至った結果、自らの自由意思で行われるべきものであり、あるいは、主の路程、及び統一運動を学んでその趣旨・目的に賛同した結果として捧げるべきものです。 そこで今後は以下の事項をこれまで以上に遵守するよう指導してください。   献金と先祖の因縁等を殊更に結びつけた献金奨励・勧誘行為をしない。また、霊能力に長けていると言われる人物をして、その霊能力を用いた献金の奨励・勧誘行為をさせない。
教会員への献金の奨励・勧誘行為はあくまでも教会員本人の信仰に基づく自主性及び自由意思を尊重し、教会員の経済状態に比して過度な献金とならないよう配慮する。 献金は、統一原理を学んだ者から,献金先が統一教会であることを明示して受け取る。 上記1,2,3について教会指導者(地区長、教区長、教域長、教会長)が責任を持ち、教会員の献金奨励・勧誘行為において、教会員等による社会的な批判を受けるような行為が行われないよう指導・監督する。

第2 教会員が自主運営するビデオ受講施設等における教育活動等についての指導基準   これまで、教会員が自主運営するビデオ受講施設等における教育活動等については、当法人とは法主体の異なる信徒会の活動の一環であったため、当法人は教会員の信仰活動の自由の観点からその自主性を尊重し、指導・監督を行ってきませんでした。しかしながら、これまでの民事裁判の判決においては、教会員等が自主運営するビデオ受講施設等において行ってきた勧誘活動について違法性が認定されたものがあり、当法人に対して使用者責任が問われてきました。そこで、今後は教会員が自主運営するビデオ受講施設等における勧誘及び教育活動等についても、以下の事項が遵守されるようご指導下さい。   
勧誘目的の開示 教会員が自主的に運営するビデオ受講施設等における教育内容に統一原理を用いる場合、勧誘の当初からその旨明示するように指導して下さい。また、宗教との関連性や統一教会との関連性を聞かれた際には、ビデオ受講施設等の運営形態に応じた的確な説明ができるよう、ご指導下さい。 法令遵守(コンプライアンス) 特定商取引法をはじめとする法令違反との批判を受けないよう配慮して下さい。例えば、教会員が自主的に運営するビデオ受講施設等で受講料を徴収する場合には最初からその旨明示し、受講契約書等必要書類を交付しなければなりません。また、勧誘に際しては、「威迫・困惑させた」「不実を告知した」と誤解されるような行為がないよう、注意して下さい。  

以上に関して、皆様のご理解・ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。 以上 2009 年 3 月 25 日 世界基督教統一神霊協会 会長 徳野英治

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