在米の統一教会信者秀のブログ 95年8月~96年3月7つの鍵で施錠されたマンションの高層階で監禁下での脱会説得を経験。
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「国境なき人権」のウィリー・フォートレ氏は
日本の人権団体はなぜこの問題(統一教会員に対す
る拉致監禁)について行動を起こさないのかという問
いに対してこう答えている。
「二つ目は、拉致監禁問題はエホバの証人の信者に
対する事例もあるが、多くは統一教会信者に対する
被害であり、統一教会に対するよくないイメージが作
られているため、人権団体が動こうとしないのだろう。」
これに私は
「単なるイメージと片付けるわけにはいかない。
法令尊守を口すっぱく言うゆえんでもあります。」
と書いた。
これに関連する一審判決が札幌地裁であった。
「信教の自由を侵害」 統一教会に3千8百万円賠償命令 札幌地裁 北海道新聞3/25/2014
統一教会に違法な勧誘で入信させられ、精神的苦痛と
経済的被害を受けたとし、道内中心の元信者ら40人が
統一教会に計約1億900万円の損害賠償を求めた訴訟
の判決が24日、札幌地裁であった。
一連の伝道活動について、千葉和則裁判長は「(憲法が
保障する)信教の自由を侵害した」と認定、教会側に計
約3800万円の支払いを命じた。
千葉裁判長は「経済的利益を獲得するという不当な目的
に基づき、宗教であることを明かさずに行われた」と指摘、
元信者3人の請求を認めた。 一方、残る37人については
「提訴の段階で(3年の)損害賠償請求権の時効が成立して
いた」などとして訴えを退けた。
40人の元信者は、おそらく徳野通達以前に脱会し
たものであろう。
今回裁かれた内容は徳野通達以前に起きたもの
と推察する。
徳野通達後であれば、宗教法人格剥奪もあり得る
のだから、教会はもっと大騒ぎのはずだ。
だから、よいという話では全くない!
違法な勧誘とは所謂”正体隠しの伝道”のことだと
思う。
たしか、2002年に勧誘時に統一教会を名乗らない
”正体隠しの伝道”は違法の判決が確定したはず。
遡及的な批判があれば、異議もあるが、少なくとも
2002年以降 ”正体隠し”をしていれば、罰せられ
るのは目に見えている。
判決全文を読むことはできないので判断しかねる
部分もあるが、”信教の自由を侵害した”との認定
は真摯に受け止めなくてはならない。
判決は紛れもなく、原告勝訴の判決である。
もしも、
エイト氏や一部のアンチ統一教会人が後藤裁判で
やらかした論法そのままに、1億900万円の請求に
対して3800万円の支払い命令だから、約35%が認
められたに過ぎず、65%は統一教会の実質勝訴だ
とか、40人中3人しか認められてないから7.5%が
認められたに過ぎず、92.5%は統一教会の実質勝
訴だなどと言い出せばそりゃもう狂っているとしか
言いようがない。
1つ、記事で解せない点がある。
訴えを起こした37人の訴えが退けられた理由が
不可解でならない。
札幌でおこされた訴訟であることを考えると原告側
の弁護士はおそらく郷路征記弁護士であろう。
郷路征記弁護士 弁護士事務所のプロフィールを読むとコンピュータが得意らしい。
郷路征記弁護士の著書『統一協会 マインド・コントロールのすべて』は監禁されて
いたマンションの中で読まされた。
優秀?な弁護士先生がついていながら、何故、提訴
段階で損害賠償請求権の時効が成立していたこと
に気づけなかったのであろうか?
「悔しいのはわかりますが、すでに時効です。」
と言って提訴を思い留めさせるべきではないだろうか。
弁護士料だって馬鹿にならないと思うのだが?
統一教会絡みだから、無料でというのか?
なら立派のようにも見えるが、はじめから時効がわ
かっていてだとすると、、、。
ことさらに、訴訟額を大きく見せんと粉飾したことに
なると思うが 、、、。
可能性は、記事には「提訴の段階で(3年の)損害
賠償請求権の時効が成立していた」”など” とある
ので別の理由があることだが、、、一体何かは記事
からだけではわからない。
もちろん
40人の脱会の経緯が、このような”逃亡防止措置”の
施された監禁部屋での説得であったなら、それに
ついては明確にNOです。
しかし、法令尊守してこなかった教会はもっと問題。
徳野通達に対して
「通達内容に違反している教会がございましたら、教会名
や違反内容をお知らせくださいませ。」
というが、
在米の末端信者にどこの教会でどのような違反内容
があるか知れ渡るようなら、その時、”宗教法人日本
統一教会”は存在すると思えますか?
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COMMENT
郷路さんの宣伝文
タイトルは「統一協会(統一教会)による被害の回復請求」といかにも人権派っぽいけど、自分の宣伝、売り込みです。
http://www.glo.gr.jp/houritusoudan-tou.htm
「統一協会の伝道・教化活動の違法性を追求して26年間もの長期間にわたって取り組んできた弁護士は他にはいません。私の活動は北海道新聞の「ひと」欄でも報道されました」
「裁判前の交渉についても、私は極めて高い回収率をあげています。最近では、献金はもちろん100%回収しています。物品の購入についても100%回収しています。
そのような実績をあげることができているのは、私が青春を返せ訴訟で勝訴判決を勝ちとり続けているからだと思っています」
[6.私の事務所には専門の担当者がいます。被害を受けた方の心情を理解しつつ対応しております。安心してご相談下さい。
相談は全国、どこにお住まいの方からもお受けすることができます」
日本ではサラ金の過科払い被害にあっている人たちの代理人になろうと、弁護士さんたちはしゃかりきになって宣伝しています。
宣伝文句は着手金無料!高い回収率!
全国弁連の弁護士は各都道府県に存在し、地域割りがなされています。
それを無視して、郷路さん、北海道以外にも進出しようと頑張っている。おそらく、道内にはもう統一被害者がいなくなりつつあるということでしょう。
全国弁連にかつて所属していた伊藤善朗弁護士が後藤裁判の陳述書で語っていた言葉を思い出しました。
「全国弁連の活動=統一被害者の救済=は、弁護士の金儲けの道具となっている」(要旨)
憲法違反
憲法に関わる判決ですから、最高裁迄争うでしょう。
北の札幌、南の福岡、どちらも統一教会に死刑を宣告する様な判決文に成るでしょう。
素朴な疑問
なぜ、 後藤さんには480万?
12年の拉致監禁よりもひどかったの?
婚約者を失い、職場を失い、健康を失い、1文無しで追い出されたよりもひどかったの?