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秀のブログ

在米の統一教会信者秀のブログ 95年8月~96年3月7つの鍵で施錠されたマンションの高層階で監禁下での脱会説得を経験。

   

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ヨナ二ム、「拉致監禁」を語る

亨進様のご夫人であるヨナ様がビデオでインタビュ-形式でメッセージを語られている。
PART1とPART2があるがPART2の冒頭4分30秒ほどに渡って、日本における家庭連合(統一教会)員に対する「拉致監禁・強制改宗」について語られている。

ブログ・Follow My Heartで日本語訳が掲載されたので紹介しつつ、コメントを添えてみた。

聞くところによるとヨナ様が「拉致監禁・強制改宗」について語られたのは、公開ビデオのおよそ倍の時間におよぶそうである。
やはり、私としては未公開部分で何を話されているかについても、非常に気になるし、興味がある。どうにかして入手したい。

Yeonah Nim Interview - Part 2 Richard Panzer氏のYOUTUBEアカウントからの引用



Follow My Heartから引用
カッコ内補足は管理人

注:ビデオ映像から聞き取り訳すことはとても大変です。補足は揚げ足取りやその類似のものではありませんので、ご理解を。

引用はじめ
日本社会では、我々を含めて、新しい宗教(新宗教、新興宗教)を、押さ(え)込もうとしていました。
噂では、次の標的は、統一教、私たちのUC(統一教会)だとされていました。
それで、日本の警察が、教会に調べに来たり、新聞の見出しになったり、それは、とても、ひどい状況になりました。
そのような環境に中で、お父様は、日本の教会状況を調べたり、財政面を調べたりするうために、国進様を日本に行くようにされました。
それで、国進様が、全体の状況を調べられました。
彼は、また、監禁問題、拉致問題があるのを見ました。
(ヨナ様は”Saw”と言われている。”見る”の過去形だから、”見ました”だけど、ここでは監禁問題、拉致問題があるのに”気づきました”というような意味)

しかし、そこで、日本人の責任達、皆が、その問題には、立ち入らないでくださいと、国進様に言いました。
もし、問題に立ち入れば、あなたは、見たくない問題、明らかにしたくないいろんな問題がつまった箱を開けるようなものです!
私は、拉致問題、監禁問題に対して、徐々に、問題を解決する方向へ向かってきたのは、国進様のおかげだといわなければなりません。
国進様自身が、欧州の国連や、アメリカの国連などを、動員し、拉致監禁問題を明らかにさせてきたのです。
もちろん、亨進様も、可能なかぎり、例えば、拉致監禁から、日本人の兄弟姉妹を助け出すための、一万人の署名運動とかをやったり、また、拉致監禁の経験がある姉妹に、拉致監禁問題は、本当に、起こっている事実であることを、広めるために、体験を話したり、証しをしてもらうことを頼んだりしました。
最初は、誰も、そんなことが起こっている事を信じませんでした。日本政府も、この件を、取り上げようとはしませんでした。
しかし、国際的な圧力が、日本政府に対して影響しはじめました。
ーーー
仁進様が、アメリカの国会議員に働きかけた影響もありますか?
ーーー
それは、また、別の事になります。
アメリカの国会議員が来たりしました。
ACLC(America Clergy Leadership Conference)も、この事に関して、デモンストレーションなどをやったりして、国際的な努力がなされ、、、
また、ヨーロッパでは、私たちは、ジュネーブの国連に、この拉致監禁問題を、議題提案をして、拉致監禁問題を目立たせるようにしました。日本は、発展国(先進国)であり、自由の国だけれども、日本政府が、国民にやってきたことは、宗教の自由を認めていると言いながら、このように、実際には、宗教の自由がない状況であると、、
それで、私は、どのくらいたったかはわかりませんが、およそ、一年か、一年以内で、結果がでました。この影響もあり、日本政府は、私達の教会の調査から、手を引き始めました。
また、多くの日本人リーダーも、別のルートを通して、日本政府に対して、働きかけていました。
後藤さんのケース(裁判)で、勝利したのは、この国際的な努力のおかげです。
私は、とても、誇りに思っています。
また、後藤さん自身も、彼にとっては、自分の両親に反対していくことが、とても困難なもだったにもかかわらず、法廷で、両親に対抗して、多くの日本人の兄弟姉妹の為に、証言されました。
それは、とても、誇りに思います。
引用おわり



管理人コメント

もっとも、深刻だと思った部分は、「日本人の責任者達、皆が、その問題には、立ち入らないでくださいと、国進様に言いました。」の部分。

幹部たちは、自分の教団信者が「拉致監禁」されている問題について、何故、「この問題には、立ち入らないでください。」と抵抗勢力にならなくてはならないのか?
しかも、日本人の責任者達が揃いも揃ってだと言う。頭がクラクラする。

”責任者たち”と複数形になっているが、当時の日本統一教会会長は誰か?
後藤徹さんが監禁されていたマンションから解放されたのは、2008年2月10日である。
この時の会長は10代会長の大塚克己氏。しかし、同年5月16日には徳野英治氏が11代会長に就任している。
 文亨進師が世界平和統一家庭連合(FFWPU)世界会長に就任されたのは2008年4月18日。
11代の徳野氏のあと、故梶栗玄太郎氏が2009年7月13日12代会長に就任している。
故梶栗玄太郎氏が会長になった頃、国進氏の「拉致監禁問題と闘え」の号令がかかっている。
大塚氏(日本会長解任後はアフリカ大陸会長)も故梶栗氏も抵抗勢力の1人になった可能性は完全否定はできないが、時系列的にみて現(13代)会長でもある徳野会長が11代会長の時代に責任者であった者たちが抵抗勢力となったと考えるのが妥当のように思える。

ヨナ様の証言では、当時の統一教会にとって、「拉致監禁問題」はパンドラの箱だったようだ。
それで、日本の責任者(幹部)が、国進氏に見せたくない問題、明らかにしたくないいろんな問題とは何か?
教会の違法(まがい)行為か、悲惨な「拉致監禁」の実態か。
当時の日本の責任者には、この問題を本気で解決させようという気がなかったことと、国進氏がこのパンドラの箱を開けたのだということだけはわかった。

仁進氏が、当時毎週のようにワシントンDCを訪れアメリカの議員を渉外されたのは事実。
アメリカの国会議員が(拉致監禁問題で)日本を訪れたのは、仁進氏の渉外によるところも大きいと思っている。それゆえ、是々非々でそのことについては私は感謝している。

「日本政府は、私達の教会の調査から、手を引き始めました。」
もし、日本政府の統一教会について調査が違法行為に関してであるならば、「拉致監禁」の不当性を訴えることとは別の問題である。それはそれ、これはこれでなくてはならないはずで理解不能。違法性なしで手を引いたなら理解できるが、、、。

「後藤さんのケースで、勝利したのは、この国際的な努力のおかげです。」
たしかにその側面はあります。でも、それと同等以上に教会員ではない統一教会大嫌いの元信者の方々、元々は反カルトの立場であるルポライター米本和広氏らの協力のおかげだと思います。
本来、同じ信仰を持つ者を助けるのは当然のこと。それに比べ彼らがやったこと、やってくれたことは簡単なことではないことを理解すべきだと思います。

補足のようなものですが、後藤裁判の被告は後藤兄さん、後藤兄嫁さん、後藤妹さん。
後藤さんのお父さんは監禁の最中(97年)に亡くなられている。
お母さんも2012年に亡くなられているが、2009年頃から痴呆が進み被告からは外されていたと記憶している。家族である兄、妹と対峙して裁判を闘って行くことが困難であったことは間違いない。



Part1とPart2のつづきは
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統一教会 会員の心得

世界基督教統一神霊協会(以下、「統一教会」という)の会員は、真の愛、真の生命、真の血統の根源である神様と真の父母様を中心とする理想家庭を通して、世界平和を実現するという当法人の目的を達成するため、日々の信仰生活で統一原理の教えを実践し、神様の真の愛の相続と、人格完成と、真の家庭建設を目指します。  
また、統一教会活動に際しては社会的責任を果たし、以下のことを遵守します。

1.会員は、常に「ために生きる」奉仕の生活を心がけ、統一教会の発展だけでなく、公共の福祉と日本の繁栄に寄与し、世界平和の実現に貢献します。
2.会員は、「父母の心情、僕の体」の精神で人格完成を目指し、高い品性、倫理観、道徳観を備え、法令を遵守し、社会の模範となるように努めます。さらに、「家庭は愛の学校」という精神にのっとり、真の家庭を築きます。

3.会員同士は、真の愛と尊敬心をもって相互に信頼しあい、公平かつ真摯に対応し、神様を中心とした真の兄弟姉妹の愛の拡大に努め、人権を尊重します。
4.会員は、自主的に行う個々人の活動に関しては、あくまで自身の責任において実行し、公序良俗に反する行いは厳に慎みます。また、活動上知り得た個人情報の保護に努めます。

5.会員は本心得その他、統一教会の定める規定等を誠実に遵守し、統一教会の発展及び会員同士の共生共栄共義に努めます。
以上 (2009年6月24日発表)

SBS『統一教会信者拉致監禁事件-きよみ13年ぶりの帰郷』

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徳野通達

教会員の献金奨励・勧誘活動及びビデオ受講施設等における教育活動等に対する指導について
真の愛、真の生命、真の血統に基づく真の家庭実現を通して平和理想世界を実現するという当法人の目的を実現するために、より社会的に模範となる運動を一層推進拡大し、更に多くの人の理解と参加を得ていくことが願われています。

これまで当こ法人を被告とする一部の民事裁判等において、伝道や献金勧誘行為に関わる教会員の行為が不法行為と認定され、当法人に使用者責任が認められてきました。そこで当法人としても教会員の活動に対して、以下のような一定の指導基準を設け、指導を進めることに致しました。 つきましては教会員の献金奨励・勧誘行為、及び教会員が自主的に設立・運営するビデオ受講施設における統一原理を用いた教育活動について、教会指導者である皆様におかれましては、以下のような指導基準の趣旨を十分にご理解頂き、指導を進めて頂けますようお願い致します。
第1 教会員の献金奨励・勧誘活動についての指導基準   これまで教会員が信徒会等の活動の一環として献金を奨励・勧誘する際に、家系図等を用い、先祖の因縁ないし先祖解放等を理由に献金の必要性を説くようなことが一部行われてきたようです。

しかしながら、当法人に対する民事裁判においては、このような行為が、目的・方法・結果において社会的相当性を逸脱する不法行為と認定され、当法人の使用者責任が問われてきました。本来、当法人への献金は、『信仰生活と献金』(光言社発行)で説かれているとおり,統一原理を学び信仰に至った結果、自らの自由意思で行われるべきものであり、あるいは、主の路程、及び統一運動を学んでその趣旨・目的に賛同した結果として捧げるべきものです。 そこで今後は以下の事項をこれまで以上に遵守するよう指導してください。   献金と先祖の因縁等を殊更に結びつけた献金奨励・勧誘行為をしない。また、霊能力に長けていると言われる人物をして、その霊能力を用いた献金の奨励・勧誘行為をさせない。
教会員への献金の奨励・勧誘行為はあくまでも教会員本人の信仰に基づく自主性及び自由意思を尊重し、教会員の経済状態に比して過度な献金とならないよう配慮する。 献金は、統一原理を学んだ者から,献金先が統一教会であることを明示して受け取る。 上記1,2,3について教会指導者(地区長、教区長、教域長、教会長)が責任を持ち、教会員の献金奨励・勧誘行為において、教会員等による社会的な批判を受けるような行為が行われないよう指導・監督する。

第2 教会員が自主運営するビデオ受講施設等における教育活動等についての指導基準   これまで、教会員が自主運営するビデオ受講施設等における教育活動等については、当法人とは法主体の異なる信徒会の活動の一環であったため、当法人は教会員の信仰活動の自由の観点からその自主性を尊重し、指導・監督を行ってきませんでした。しかしながら、これまでの民事裁判の判決においては、教会員等が自主運営するビデオ受講施設等において行ってきた勧誘活動について違法性が認定されたものがあり、当法人に対して使用者責任が問われてきました。そこで、今後は教会員が自主運営するビデオ受講施設等における勧誘及び教育活動等についても、以下の事項が遵守されるようご指導下さい。   
勧誘目的の開示 教会員が自主的に運営するビデオ受講施設等における教育内容に統一原理を用いる場合、勧誘の当初からその旨明示するように指導して下さい。また、宗教との関連性や統一教会との関連性を聞かれた際には、ビデオ受講施設等の運営形態に応じた的確な説明ができるよう、ご指導下さい。 法令遵守(コンプライアンス) 特定商取引法をはじめとする法令違反との批判を受けないよう配慮して下さい。例えば、教会員が自主的に運営するビデオ受講施設等で受講料を徴収する場合には最初からその旨明示し、受講契約書等必要書類を交付しなければなりません。また、勧誘に際しては、「威迫・困惑させた」「不実を告知した」と誤解されるような行為がないよう、注意して下さい。  

以上に関して、皆様のご理解・ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。 以上 2009 年 3 月 25 日 世界基督教統一神霊協会 会長 徳野英治

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