亨進様のご夫人であるヨナ様がビデオでインタビュ-形式でメッセージを語られている。PART1とPART2があるがPART2の冒頭4分30秒ほどに渡って、日本における家庭連合(統一教会)員に対する「拉致監禁・強制改宗」について語られている。ブログ・Follow My Heartで日本語訳が掲載されたので紹介しつつ、コメントを添えてみた。聞くところによるとヨナ様が「拉致監禁・強制改宗」について語られたのは、公開ビデオのおよそ倍の時間におよぶそうである。やはり、私としては未公開部分で何を話されているかについても、非常に気になるし、興味がある。どうにかして入手したい。Yeonah Nim Interview - Part 2 Richard Panzer氏のYOUTUBEアカウントからの引用
Follow My Heartから引用
カッコ内補足は管理人注:ビデオ映像から聞き取り訳すことはとても大変です。補足は揚げ足取りやその類似のものではありませんので、ご理解を。引用はじめ日本社会では、我々を含めて、新しい宗教(新宗教、新興宗教)を、押さ(え)込もうとしていました。
噂では、次の標的は、統一教、私たちのUC(統一教会)だとされていました。
それで、日本の警察が、教会に調べに来たり、新聞の見出しになったり、それは、とても、ひどい状況になりました。
そのような環境に中で、お父様は、日本の教会状況を調べたり、財政面を調べたりするうために、国進様を日本に行くようにされました。
それで、国進様が、全体の状況を調べられました。
彼は、また、監禁問題、拉致問題があるのを見ました。
(ヨナ様は”Saw”と言われている。”見る”の過去形だから、”見ました”だけど、ここでは監禁問題、拉致問題があるのに”気づきました”というような意味)
しかし、そこで、日本人の責任達、皆が、その問題には、立ち入らないでくださいと、国進様に言いました。
もし、問題に立ち入れば、あなたは、見たくない問題、明らかにしたくないいろんな問題がつまった箱を開けるようなものです!と
私は、拉致問題、監禁問題に対して、徐々に、問題を解決する方向へ向かってきたのは、国進様のおかげだといわなければなりません。
国進様自身が、欧州の国連や、アメリカの国連などを、動員し、拉致監禁問題を明らかにさせてきたのです。
もちろん、亨進様も、可能なかぎり、例えば、拉致監禁から、日本人の兄弟姉妹を助け出すための、一万人の署名運動とかをやったり、また、拉致監禁の経験がある姉妹に、拉致監禁問題は、本当に、起こっている事実であることを、広めるために、体験を話したり、証しをしてもらうことを頼んだりしました。
最初は、誰も、そんなことが起こっている事を信じませんでした。日本政府も、この件を、取り上げようとはしませんでした。
しかし、国際的な圧力が、日本政府に対して影響しはじめました。
ーーー
仁進様が、アメリカの国会議員に働きかけた影響もありますか?
ーーー
それは、また、別の事になります。
アメリカの国会議員が来たりしました。
ACLC(America Clergy Leadership Conference)も、この事に関して、デモンストレーションなどをやったりして、国際的な努力がなされ、、、
また、ヨーロッパでは、私たちは、ジュネーブの国連に、この拉致監禁問題を、議題提案をして、拉致監禁問題を目立たせるようにしました。日本は、発展国(先進国)であり、自由の国だけれども、日本政府が、国民にやってきたことは、宗教の自由を認めていると言いながら、このように、実際には、宗教の自由がない状況であると、、
それで、私は、どのくらいたったかはわかりませんが、およそ、一年か、一年以内で、結果がでました。この影響もあり、日本政府は、私達の教会の調査から、手を引き始めました。
また、多くの日本人リーダーも、別のルートを通して、日本政府に対して、働きかけていました。
後藤さんのケース(裁判)で、勝利したのは、この国際的な努力のおかげです。
私は、とても、誇りに思っています。
また、後藤さん自身も、彼にとっては、自分の両親に反対していくことが、とても困難なもだったにもかかわらず、法廷で、両親に対抗して、多くの日本人の兄弟姉妹の為に、証言されました。
それは、とても、誇りに思います。
引用おわり
管理人コメント
もっとも、深刻だと思った部分は、「日本人の責任者達、皆が、その問題には、立ち入らないでくださいと、国進様に言いました。」の部分。
幹部たちは、自分の教団信者が「拉致監禁」されている問題について、何故、「この問題には、立ち入らないでください。」と抵抗勢力にならなくてはならないのか?
しかも、日本人の責任者達が揃いも揃ってだと言う。頭がクラクラする。
”責任者たち”と複数形になっているが、当時の日本統一教会会長は誰か?
後藤徹さんが監禁されていたマンションから解放されたのは、2008年2月10日である。
この時の会長は10代会長の大塚克己氏。しかし、同年5月16日には徳野英治氏が11代会長に就任している。
文亨進師が世界平和統一家庭連合(FFWPU)世界会長に就任されたのは2008年4月18日。
11代の徳野氏のあと、故梶栗玄太郎氏が2009年7月13日12代会長に就任している。
故梶栗玄太郎氏が会長になった頃、国進氏の「拉致監禁問題と闘え」の号令がかかっている。
大塚氏(日本会長解任後はアフリカ大陸会長)も故梶栗氏も抵抗勢力の1人になった可能性は完全否定はできないが、時系列的にみて現(13代)会長でもある徳野会長が11代会長の時代に責任者であった者たちが抵抗勢力となったと考えるのが妥当のように思える。
ヨナ様の証言では、当時の統一教会にとって、「拉致監禁問題」はパンドラの箱だったようだ。
それで、日本の責任者(幹部)が、国進氏に見せたくない問題、明らかにしたくないいろんな問題とは何か?教会の違法(まがい)行為か、悲惨な「拉致監禁」の実態か。当時の日本の責任者には、この問題を本気で解決させようという気がなかったことと、国進氏がこのパンドラの箱を開けたのだということだけはわかった。仁進氏が、当時毎週のようにワシントンDCを訪れアメリカの議員を渉外されたのは事実。アメリカの国会議員が(拉致監禁問題で)日本を訪れたのは、仁進氏の渉外によるところも大きいと思っている。それゆえ、是々非々でそのことについては私は感謝している。「日本政府は、私達の教会の調査から、手を引き始めました。」もし、日本政府の統一教会について調査が違法行為に関してであるならば、「拉致監禁」の不当性を訴えることとは別の問題である。それはそれ、これはこれでなくてはならないはずで理解不能。違法性なしで手を引いたなら理解できるが、、、。「後藤さんのケースで、勝利したのは、この国際的な努力のおかげです。」たしかにその側面はあります。でも、それと同等以上に教会員ではない統一教会大嫌いの元信者の方々、元々は反カルトの立場であるルポライター米本和広氏らの協力のおかげだと思います。本来、同じ信仰を持つ者を助けるのは当然のこと。それに比べ彼らがやったこと、やってくれたことは簡単なことではないことを理解すべきだと思います。補足のようなものですが、後藤裁判の被告は後藤兄さん、後藤兄嫁さん、後藤妹さん。後藤さんのお父さんは監禁の最中(97年)に亡くなられている。お母さんも2012年に亡くなられているが、2009年頃から痴呆が進み被告からは外されていたと記憶している。家族である兄、妹と対峙して裁判を闘って行くことが困難であったことは間違いない。
Part1とPart2のつづきはFollow My Heartをみて下さい。
にほんブログ村
クリック お願いします。
[3回]
COMMENT