サンクチュアリ教会の米会長リチャード・パンザー氏の夫人、ミホさんの証文です。
ミホ夫人の許可を得て、漢字等に訂正を加え、日本語として読みやすくしました。
一部は、ミホ夫人の雰囲気をそのまま残すにするため、あえて原文のままとしました。
原文が別のブログに掲載されていますが、ミホ夫人が、在米期間が長く日常的に日本語を使われない生活が長いことを配慮していただきたく思います。
愛しお慕いしてやまない真の御父様
真の御父様が霊界に移動され早や3年が過ぎようとしています。この3年間色々なことが起きました。
私も清平の昇華式に参加し、アボニムが霊界に移動される最後の日を共に祈りました。
でも、アボニムのお顔は、とてもさみしく少し怒っているかのようでした。アボニムの口元は、ギュと固く閉じられ何か言いたくても言えないアボニムであられることを深く覚えています。
アボニムは誰よりも、このアメリカを愛された方でした。
約50年間実体でこのアメリカを基地とされ、神のメッセージを全州に、そして全世界に述べ伝えられて行かれました。
愛されれる御自分の御家族を後にされ、カインの立場の私達を先に愛して下さったのですね。
その愛された愛をどのようにお返ししたらよいでしょうか?
ダンベリーで過ごされた1年半の日々。
アボニムはダンベリーに行かれる日に御子女様ひとりひとりに、お兄さん、お姉さん、よく妹、弟をみてあげるんだよ、お父さんはすぐに帰って来るから、といって行かれました。
ダンベリーでは、床掃除、食器洗い、洗濯とまわりにいる囚人ひとりひとりに仕えて行かれましたね。
プリズン(監獄)から帰って来られた時に着ておられた下着には穴があいておりました。ソックス(靴下)の踵(かかと)も破れていました。それを手にした時、私は涙を止めることができませんでした。どんなに重労働されておられるのかと、手も農夫のように荒れて、切れ、傷がたくさんありました。
プリズン(監獄)の中でチャペルを数時間使ってもよいと言われ係員の人がアボニム何時がいいですか?とたずねました。アボニムは朝3時がよいです。と言われました。
係員の方が何故3時を選びましたか、とRev Moonに聞きました。すると、Rev Moonは「一日のはじめ、神様と一番近く対話ができる時が早朝3時なのです。」と答えられました。
聖書を読みわたり、祈り、瞑想そして集まって来る人々にみ言を語っていかれました。多くの囚人達は、文先生をFatherと呼んで慕ってくるようになりました。危なかったプリズンの中で、数々の人達が無言で伝道され、「 Father、Father」と言って、アボニムを慕って、共に過ごした囚人達でした。
そして、ダンベリーを出られ、全米の牧師達が自由をさけび、神の御言を復興していくようになりました。
たくさんの思い出が昨日、今日のように思われ、アボニムが懐かしくてなりません。
アボニムとの対話
毎朝、日が昇るころ自転車に乗って森の中を走ります。
涼しい風と共にアボニムがささやいてくれます。
「Miho、今日も元気か?」と耳のそばでささやいてくれます。
「アボニム、I miss you.」というと、アボニムは、心配しないでよいよ。アボジは、いつも共にいるんだよ。と励ましてくれます。小鳥はずっと私を見てくれます。すると、その小鳥のちっちゃな目はアボニムの目なのですね。
アボニムが語ってくれます。「心配するな。先生は何が起きているのか全部知っているよ。善と悪とが分裂されなけばならないんだよ。先生を信じなさい。」と強く語って下さるアボニムでした。
アボニムにそっくりな亨進様
毎週、亨進様の礼拝に参加させてもらいます。
そこに行くと、いつも聖霊に満たされ神様の愛と真実にふれることができ、希望と愛に満たされ感謝の一日であり、難しい時だけれど頑張ろうと力を得るものです。
語られる姿、汗びっしょりになって語られる姿。
力強く私達を励まして下さる姿、まるでアボニムがピッタリと共に語っておられるように感じてなりません。2週間前に礼拝で「Mother is My Mother」と語られました。亨進様の心は、私達以上千倍も万倍も傷つかれ、心痛くなされているのですね。
それでも尚、神様と真のお父様のために御旨の最前線に立って歩んで下さっています。アボニムの時はクリスチャン達からの迫害、亨進様の時は統一の群れからの迫害。考えてみて下さい。
一心、神様と真の語父母様から受けた御旨、それもこのアメリカの救いのために歩んで下さる亨進様であられることを私達ははっきりと知らなければなりませんね。
そして、この暑い夏、亨進様は近くにある森で木を切っておられます。
一本の木を切るのに約千回以上、斧で打たなければ木は倒れません。その様子を聞いた時、私はアボニムが真夏の炎天下、ボートに乗って釣竿を持って数時間ずっと座られたまま瞑想されていたその姿と同時に一致したものです。
亨進様は斧で木を打つ度毎にお祈りさせいておられるのですね。
「天の御父様、あなたの国が新しく出発することができるように、どうか祝福して下さい」と千回、万回と斧を振っておられるのです。そしてヨナ様と5人のお子様達も共に歩んでおられます。一日中蒸し暑く、たくさんの力に支えられながら、倒れた木の枝を取りそして木の皮を削り取っておられます。
そして、私達も亨進様の千回斧で打つ、その御心情と共にありたいと願います。
お父様ありがとうございます。
私達はけっしてお父様を一人にすることはありません。私達も直接顔と顔を合わせる日が来ることを信じています。
アジュー
2015,8,28 Miho Panzer
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