顯進氏または所謂「郭グループ」については、私もいろいろと今まで聞いてきた。有名なのはこの映像しかし、この映像は仕組まれたという主張がある。たしかに違う映像をみると顯進氏が歓迎されている様子がわかる。上記映像に出てくる申東謀会長は酷い対応をしたし、壇上から降りず、結局聖殿からは横たわったままひかれて出なければなかったいう。私は、顯進氏との接点が乏しい。だから、その主張を最大限尊重しつつ考える(努力を試みる)が、申東謀会長が”どうしようもない輩”としても、人前しかも撮影されている(仮にそれが策略なら尚更)前で、いかに怒りを覚えたにせよ暴力を使ったことは、明らかに顯進氏にとってマイナスであったと考える。
私はアメリカに住んでいるので、トゥルーワールド・グループに勤める、勤めていた友人、知人も複数いる。それもあり、彼らから直接聞いた内容も含め以下のブログ記事と同様な話は聞いている。
詳しい内容は下記ブログ記事を読んでください。
顕進様GによるTWG掌握に関する現場の声
「顕進様GによるTWG掌握に関する現場の声」へのコメント
顯進氏支持の方々には異論もあろうが、直接具体的に話を聞いている私には嘘であるとは思えない。
顯進氏支持である日本統一教会元名誉会長である神山威氏の講演には行く機会はあったが、仕事の都合で私は行けなかった。
後日、参加した友人から聞いたり、「お父様は無念だった!」-神山元会長の講演録を全文公開 」でその内容は知った。私は、神山氏が日本統一教会会長であった時、札幌で氏の講演を聞いている。文師からプレゼントされたという”靴”もその時見せてもらった。(遠くからだけど)講演内容は、ダンベリー刑務所での内容等、当時聞いた内容と重複している。世界広しと言えども、文師と共にダンベリー刑務所に入ったのは神山氏だけである。それだけでも、氏の話は貴重な証言であるし、食口として聞いてみる価値は十分にある。それだのに、講演には行くな、聞くな、名誉会長職は剥奪する。とても、そのやり方を支持できるものではない。
91年~93年頃、神山威氏が拉致監禁に関する資料を破棄したため、拉致監禁被害者の総数や実態がわからなくなった。伝え聞いたところでは、何に対して、何故かは知らないが”癇癪”をおこしたと聞くが、極めて遺憾である。
さて、本題だけれど、顯進氏が無関心なのは、「統一教会員に対する拉致監禁問題」に関してである。ことわっておくが、むろん顯進氏支持の人すべてという意味ではない。拡大しても顯進氏と顯進氏支持の指導層程度である。これについては、もう3年ほど前のことだが米本和広氏がコラムにしている。<コラム-文顯進氏を支持する人たちに問う->このコラムは、「ネグレクト」(児童虐待)されてきた“真のご父母様”の子どもたち という記事の中にある。この記事のコメント欄に長年「拉致監禁問題」を 取り扱ってきた室生忠氏のコメントがある。長くなるが引用する。 室生忠氏引用はじめ
米本さん。
見立ては小生とほぼ一致しています。いま公にできる範囲で2、3付言すると、文顕進・郭錠カン体制は拉致監禁根絶に反対していたわけではありません。また根絶しなければならないと力強く表明、運動を推進したわけでもありません。実際は「ただ見ていた」のです。
私が拉致監禁問題にタッチし始めたのは1990年頃からで、月刊誌『創』に批判連載などを執筆したのは1992~1993年でした。当時、日本統一の会長は大塚克己氏、世界を事実上指導していたのは郭錠カン氏でした。文亨進・国進体制が拉致監禁完全根絶を宣言する約10年前で、大塚氏は当時「拉致監禁だけは絶対に無くしたい」と私に話していました。
また、桧田仁衆院議員(当時)が国会で拉致監禁問題を追及したのは2000年4月。これも顕進体制に替わって2008年に亨進体制が発足するずっと以前です。
ところで、私は2回ほど郭氏と簡単な挨拶を交わした経験があります。もちろん郭氏は私が何者で何をしているか承知していました。取材に習熟した物書きは相手の〃波動〃から、自分や自分のかかわっている事柄への好悪を敏感に感じ取るものです。(米本さんもそうだと思います)。
背筋をピンと伸ばしたスリムな郭氏の柔和な笑顔から、私はある種の〃無関心〃を読み取りました。拉致監禁問題解決への信仰的使命感も、反対にそのエネルギーを制止しようと考えている打算も感じませんでした。
〃邪魔になるものではないしマイナスにもならないだろう。外部や日本統一がやりたいと言うのならやらせておこう〃。郭氏の波動から、私はそんなメッセージを感じ取りました。
要するに、文顕進・郭錠カン体制期の統一教団の拉致監禁根絶運動は、世界統一の傍観のもと、一部の日本統一指導部のいわば〃熱意だけ〃で実践されていた。そして、やがてその熱意も完全に冷めかかったとき、文亨進・国進体制、徳野英治指導部への劇的な転換がなされた。つまり、文顕進・郭錠カン体制下においてすら傍観政策のもとで、途中までは、日本統一によって拉致監禁根絶のための取り組みがわずかながらも進められていたのです。
私が強く危惧するのは、そうした経緯にも無縁な現在只今の途方もない、そして、あらゆる理性的解決の糸口を失って混乱の極にある世界統一の権力構造の行方です。亨進・国進体制の進軍ラッパが完全に消え果て、さらに顕進・錠カン体制並みの傍観政策まで廃棄されて、間逆の拉致監禁根絶運動禁止令が世界統一新体制から出されてくることなのです。
あるいはそうは断言しなくても、人事や資金配分を利用して拉致監禁根絶派に対する抑圧弾圧が実行されることなのです。
私にとっては、米本さんほど断言するにはもう少し時間の経過が必要ですが、物書きの感覚は明らかに赤信号の注意喚起をうながしています。この嫌な感覚が見事に外れて、拉致監禁根絶闘争がさらに前進することを強く期待しているのですが…。
[2012/10/10 19:52]
室生忠
引用おわり今から、3年程前の記事であり、コメントだがどうであろうか。現在に至るまで、顯進氏や郭氏が「拉致監禁問題」に関心を持ち発言したという話(特に公の場で)はあるであろうか?今回の記事を書くため以下のブログを読み、”JOHO"としてくるニュースレターを2013年まで遡って読み返してみた。しかし、後藤裁判勝訴後のレターも含め一切記述はなかった。12年5ヶ月におよぶ「監禁」に耐え、1審、2審ともに勝訴した後藤氏に対して「おめでとう」の一言すらない。それほどまでに関心がないということなのだろう。残念ながら、顯進氏や郭氏の意識は、そのような「被害者」ではなく、どこぞの政治家なんかに向いているとしか言えない。
もし、私の不勉強で顯進氏が公の場で「拉致監禁問題」について語られた内容があるのであれば是非教えていただきたい。
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[12回]
COMMENT
無題
自分たちの組織優先で動くようなことが、延々と続くこと事態、顕進様たちのブログには可笑しさがあります。
取り巻きの問題なのか、顕進様の心が現れているのか、答えは出せませんが、取り巻きの方たちのブログの一新が求められていると思います。
顕進様グループと言われるブログは、臭いで、論調ですぐ分かります。お父様を軸としているなら表現がもっと変わってかると思います。
自分たちの正当性だけ、他者批判だけに終始しています。このままでは、やがてトーンダウンして薮の中に埋もれます。
果たして、亨進様はどうでしょうか?江利川さんが行かれましたから、4300人の拉致監禁問題に声をあげるだろうと期待しています。
頑張ってください❗
ほんとうにそう思います。
>摂理的葛藤に対する真の視角と理解 日本語訳(総合版)
しかし、藤裁判勝訴後のレターも含め一切記述はなかった。
12年5ヶ月におよぶ「監禁」に耐え、1審、2審ともに勝訴した後藤氏に対して「おめでとう」の一言すらない。それほどまでに関心がないということなのだろう。
ほんとうにそう思います。
顯進氏や郭氏ばかりでなく、ブログ村の顯進氏を支持するブロガーも、後藤勝訴に関した記事は一切、書いていなかったはずです。
関心がないというのか、ある種癖のある思考傾向にあるというのか、よく理解できません。
藪から棒さん
>自分たちの正当性だけ、他者批判だけに終始しています。
同じ印象を受けています。
顯進氏絶対化路線の影響ではないでしょうか。
文亨進派のブログは、顯進氏や郭氏を批判するようなことは書いていません。対照的ですね。
そのことに顯進派のブロガーは気がついていない。興味深いです。