<ところで、次のことを命じるについては、あなたがたをほめるわけにはいかない。というのは、あなたがたの集まりが利益にならないで、かえって損失になっているからである。
まず、あなたがたが教会に集まる時、お互の間に分争があることを、わたしは耳にしており、そしていくぶんか、それを信じている。
たしかに、あなたがたの中でほんとうの者が明らかにされるためには、分派もなければなるまい。>
コリント人への第一の手紙(口語訳)11章17節~19節
つっこみどころ満載の公文だけれど、そのまま足さず、引かず掲載します。
皆さんじっくり読んで、良く考えてみて下さい。
公文施行日時:天一国3年天暦6月5日(陽2015.07.20)題目:祝福家庭食ロたちに伝える書信
愛する祝福家庭の食ロに伝える文、柳慶錫会長の手紙
愛する祝福家庭の食ロの皆様
摂理の第一線でどれほどご苦労が多いでしょうか。天の父母様と真の父母様の摂理的経綸のもとで、神氏族メシヤの使命完遂に真心を尽くされる祝福家庭の皆様に深い感謝をささげます。
残念なことに、今日は、私たちの共同体において起こっているいくつかのもどかしい試練について言及しようと思います。
多くの時間苦悩しながら、胸を痛めたのち、早朝にこの文章を作成するようになりました。真の父母様と一つになった中で、み旨に向かう責任成就に渾身の力をささげられる食ロのかたがたには、恐れ多いのですがこの話をお伝えしなけれぱなりません。
サタンの試練は、いつ、誰にも訪れ得る問題であり、決して軽く見過ごすことができず、哀痛な心情でこの文章を送ります。
真の父母様は、「天地人真の父母定着実体み言宜布大会」主題講演のみ言を全生涯にわたって、最もたくさん訓読され、貴くお思いになられました。
真のお父様は、真のお母様とともに、2010年天暦5月27日の宜布大会以降、2012年に聖和される瞬間まで、3年の歳月の間、ほとんど毎日、このみ言を訓読されました。
海外に出発される飛行機の中でも、巨文島に向かわれるヘリコプターの中でも、一日にも3、4回ずつ訓読されましたから、どれほど長く、どれほどたくさんこのみ言を堅持されたでしょうか。み言を下さった主人であり、み言の実体であられる真の父母様が、何が足りなくて、このみ言にそれほど感化されたというのでしょうか。その理由は、このみ言がそれだけ重要だったため、私たち祝福家庭と全人類にその重要性を教え悟らせ、深い教えをお与えになるためでした。「天地人真の父母定着実体み言」は、真のお父様と真のお母様御夫妻が、アメリカのラスベガスにおいて、神様を中心とした天地人真の父母特別宜布をされた基台の上で現れました。
御夫妻は、2010年天暦5月8日早朝2時20分と5月15日早朝3時25分の両日にわたって、最終一体を成就されて、完成・完結・完了の基準の上で、全体・全般・全権・全能の時代を奉献・宜布されました。この宜布が意味するところは、大きく分けて二つあります。
第一に、真の父母様がすぺての復帰摂理歴史の最終終結と完成を成し遂げられたということであり、第二に、真の父母様が天宙史的な永遠の歴史的標本となる天の伝統を立てられたので、その道を祝福家庭と全人類が相続し、人生の中で完成しなさいということです。
突然、「天地人真の父母定着実体み言宜布大会」とこのみ言の重要性に言及する理由は、「生涯、最後の瞬間まで、真のお父様が、なぜこのみ言をそれほどまでとても愛し大切にして命のごとくに没頭されたか」が、聖和前後に起こったさまざまな現象と事件を見ながら、それに対する答えを得たからです。
基元節を中心として、天一国が宜布されましたが、実体の天一国が創建されるまで、私たちは、多くの果たすべき事柄を抱えています。
何より、最も重要なことは、天の父母様と真の父母様を中心とした絶対信仰、絶対愛、絶対服従の天の伝統を確立することです。
その理由は、私たちが死亡圈から抜け出し、真の生命と真の血統を得た救援の不変的根拠が真の父母様御夫妻にあるからです。
永遠なる平和理想世界の起源が、天の父母様と真の父母様の真の愛にあるからです。
真のお父様の聖和以降、私たちはそのいかなる時よりも、世の中に向かって真の父母様を証し、そのみ言を伝播することに全力をささげてきました。けれども、内的な一面においては、痛ましい、混乱した心情を解消できない無数の挑戦と試練が襲いかかり、今もその渦中にあるのが現実です。
「神霊と真理の泉が満ちあふれていた草創期の心情に帰りなさい」という真のお母様のみ言に従い、幼子を背中に負い、伝道活動に通っている若いお母さん食ロ、「み旨で始まった人生、み旨の中で終えよう!」と言いつつ、孤軍奮闘される元老食ロのかたたち……。
見つめれぱ、涙が前をさえぎるほど貴い食ロのお一人お一人に、協会長としては、あまりにも感謝の気持ちを禁じ得ません。
しかし、心の一面では、恐れ多く、申し訳ない気持ちもまた解消できないことも事実です。死生決断の気持ちで、天のみ旨のために惜しみなく闘魂されるその路程の上に、この上ない応援を送らなけれぱならない状況において、いかなる障害物もなく、前進していくことができるよう、環境を造成してさしあげなければならないのに、共同体の内部のさまざまな試練と闘争によって心配をおかけするようになったことに対し、あまりにも申し訳ないと思う次第です。
敬愛する食ロの皆様
私たちは、当面した摂理的現実を冷厳に直視する必要があります。
祝福家庭の共同体に起こったさまざまな試練のその事実をきちんと見なけれぱなりません。
実際のところ、問題は、私たちが真の父母様のみ前に、影のない正午定着の姿で進んでいくための生活の努力が足りなかったのではないかと思います。
真の父母様は、訓読会の時、私たちに、よくお尋ねになりました。
「君たちは、いつ、真の父母様のみ言を生命視しながら愛したのか」
「いつ、昼夜なく、み言に埋もれて生きてみたのか」
「神様に絶対信仰、絶対愛、絶対服従の心情で侍った父母様のように、いつ君たちは父母様に絶対信仰、絶対愛、絶対服従で侍るために努力してみたのか」
真の父母様が下さったこの質問は、依然として私たちには有効です。
昨今の内部的状況においては、いっそう切実に、肺腑を突くように胸痛く迫ります。
摂理的中枢機構として立てられていた「UCI」を蹂躙した郭グループ、真の父母様の位相を失墜させようとしていた中山グループと萬グループ(ママ禹グループのことか)、そして、現在、拡大している非原理的集団(ソウル九老区所在、李サンョル、金ガピョン、金ヨンハ、李ホテクほか多数)の行動にはそっくりな共通点があります。
彼らの言説と行為の一切は、非原理的なもので満ちています。利己的な恣意的解釈にふけり、み言の価値を毀損させました。天の伝統と天道に反し、真の父母様に従順ではありませんでした。初期には、「使命継承」や「代身者」「相続者」を云々しながら、自分たちの行為を真の父母様のみ言に結びつけ、あたかもある摂理的な正当性があるかのように強引な解釈を発表しました。
しかし、結局、彼らは、真の父母様がこの上ない苦痛の中において、全生涯にわたって成し遂げられた摂理的業績を無視し、究極的には真の父母様に対する否定に帰結しました。サタンは実体天一国の創建の意志を揺さぶる策略に没頭しました。
人間社会の出来事もそうであるように、外部からの侵入と攻撃は、むしろ内部をいっそう強く、熟く結束させます。サタンはこれを利用しました。ですから、外部的な攻撃ではなく、内部の葛藤と分裂を助長してきました。
それも、天が最も愛する息子、娘たちに接近し、彼らの心の周辺に食い込み、自らの子分にしてしまいました。
中心人物たちが天の心情を蹂躙した経路は、このような場合が多かったことを、摂理史は証ししており、私たちをして、深い省察を雄弁に物語っています。サタンの試練と襲撃は、時と場所、誰彼を問いません。
神様が父母としていらっしやり、罪悪がなかった環境でも、サタンはアダムとエバを堕落させました。復帰摂理を完成するために訪ねてこられたイエス様も、死の道に追われました。
再臨主として来られた真の父母様の生命でさえ、数限りなく奪い取ろうとしたサタンでした。
ましてや、私たちが真の父母様から祝福を受けたからといって、どうして安心することができるでしょうか。
今日のこの一連の状況は、み言を知っているという私たちの驕慢、真の父母様をよく知っているという私たちの慢心、信仰の道をしっかりと歩んでいるという安易な怠慢さがもたらした「駄目詰まり(囲碁用語:自分の置いたある石のダメが詰まることで、各種の不都合が生じる状態)」かもしれません。
真の父母様が最後の瞬間まで、訓読会の伝統を植えようとしていたその懇切な思いを推しはかるべき、切実な時点です。
真の父母様は、川辺で遊んでいる幼い子どもを見つめるいらいらする心情で、み言を生命視することを注文されました。
手でつかめぱ何でもロに入れる赤ん坊を見つめる切迫した心情で、絶対信仰、絶対愛、絶対服従を喝破されました。
真の父母様は、祝福家庭が救われた絶対的な根拠です。真の父母様は、70億人類が救われ得る唯一無二の礎です。それ以外に他の道がないことを、原理と6000年の摂理史は明快に喝破しています。真の父母様のあとを引き継ぐ、また別の救援的真理体系、救援的代身者、相続者は顕現し得ません。
「天地人真の父母定着実体み言」は、その明確かつ峻厳な真理を、歴史の前に明らかにしています。
加えて、真のお父様は、「天地人真の父母定着実体み言」を通して、真のお母様と最終一体を成し遂げられたことをはっきりと宜布される中、短いみ言の中で、「本人夫婦」または「私たち夫婦」を11回も闡明(せんめい:明瞭でなかった道理や意義を明らかにすること)していらっしゃいます。
ひょっとすると、真のお父様が、真のお父様と真のお母様の摂理的最終一体の帰結を否定しようとして入ってくるサタンの言説に、一部の食ロたちが動揺したり、揺さぶられることを、悲しくも看破されたからかもしれません。
それで、生涯最後の宜布のみ言を通して、地上はもちろん、天上と全宇宙にいっそう集中して、真のお母様との最終一体完成・完結・完了を言明されたのだと思います。
真の父母様は、摂理を蹂躙し、天の愛の圈を外れた食ロたちを、今、この瞬間も、寝ても覚めても待っていらっしやいます。
夜も寝ることがおできになれずに、慕わしい心情に徹して、彼らが懺悔して帰ってくることを、焦る気持ちで念願していらっしやいます。
世の中に向かう救いのみ手も、やはり遅らせることはできませんが、いつの時よりも、彼ら兄弟姉妹たちの摂理的帰還を、祈祷と精誠で念願しなけれぱなりません。
愛する食ロの皆様
サタンは、罪悪の半径を広めながら、自らを主張できる妥当性を、真の父母様とそのみ言に一つになり得なかった非原理的信仰と生活の中に確保しています。
ですから、決して、非原理的な甘言異説と主張に幻惑されてはいけません。そこに動揺する食ロたちを見逃してもいけません。
私たちは、天の父母様の心情圈、真の父母様の真の愛の中で、互いを牽引しなけれぱなりません。どこの誰の説線も、座視することのできない状況です。
私たちは、摂理の中において一つです。天の心情の中において一つです。私たちは、真の父母様の愛の中において、息子であり、娘です。その慈しみ深い愛の経綸のもとで、一つの兄弟姉妹です。
私たちは、いつまで、私たちの不忠不孝による真の父母様の涙を見なけれぱならないのでしょうか。
これが後日、どれほど私たち自らを痛嘆させるか、とても恐ろしく、震える気持ちを禁じ得ません。
愛する食ロの皆様
非原理的集団が広げている主張は、前述したとおり、明らかに目的が内在しています。
彼らの反摂理的主張と行為の全般に、絶対に動揺してはいけません。
一瞬の愚かな愚行が、真の父母様にもどかしさを与えるのはもちろん、子孫万代に恥ずかしい汚点を残し得るのです。
彼らの非原理的主張と行為を根絶させ、再び帰ってこさせるためには、そのいかなる相対的基台も造成させないことです。
これは、私たちの信仰的覚醒とも、とても重要な関連があります。
毒キノコのような彼らとの接触が、ほんの少しもあってはなりません。み言と摂理をロ実にした恣意的講義、儀式行為、集会などに絶対に加わらないでください。インターネット、スマートフォンを通した動画と文章メッセージにも、接触しないようにお願いします。個別的な対話および出会いももってはいけません。彼らを救うためには、関係断絶を通して孤立させなけれぱなりません。
そうしてこそ、摂理的過誤と重罪を懺悔できる余地を覚悟できるのです。そうしなけれぱ、彼らはもちろん、私たちでさえ、摂理に反する危険に置かれかねません。
絶対に今の事態を軽く考えないように、重ねてお願いします。
敬愛する食ロの皆様
真のお父様の聖和3周年が目前に迫っています。真の父母様の崇高な価値と位相をしっかりと立てようという、子女たる忠孝の心情を正しく立てましょう。
激しい雨と風が過ぎ去れぱ、山川草木はいっそう緑を深めることで、空を仰ぎみるでしょうし、大地は固くなるでしょう。
神氏族メシヤの使命完遂を通して、貴い実績で真の父母様の前に進み出ることのできる私たちすべてになるよう、心から願います。
いつも、天の父母様と真の父母様の大きな愛と恩寵、そしてみ旨に向かう強健さが、皆さんの教会と家庭に、常に満ちあふれんことを祈ります。
天一国3年天暦6月3日(陽暦7.18)
「ほんの少しでも接触があってはならない」のに最後まで読んでくれたあなた。
きっと、あなたもりっぱな「毒きのこ」なのかもしれません。
でも、本当はどちらが毒キノコなのでしょう。
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